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PRMacBookに最適化したカラーモードも搭載

Macとの最上級の親和性を実現!BenQの最新クリエイター向けモニター「PD3225U」レビュー

公開日 2024/04/26 06:30 山本 敦
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今春、アップルより独自設計チップの最新版「Apple M3」を搭載したMacBook Airが発売された。本機は1台の外部モニターであれば最大6K/60Hzまで、MacBook Airを閉じた状態であれば、5Kモニター2台に同時に映像を出力することが可能だ。

また、時を同じくしてBenQ(ベンキュー)より、MacBookとの連携に優れたクリエイター向けモニター「PDシリーズ」の 最新版となる31.5型モデル「PD3225U」も発売された。そこで今回は、M3搭載のMacBook AirにPD3225Uを組み合わせ、クリエイターの創造性を広げるプレミアムな作業環境を構築。PD3225Uの実力をじっくりと試した。


BenQのクリエイター向けモニター「AQCOLORシリーズ」の31.5型HDR対応4K UHDモニターの最新版「PD3225U」。価格はオープンだが、同社直販サイトでは180,000円(税込)で販売されている
筆者は2022年にベンキューが発売したPDシリーズの31.5型クリエイター向けモニター「PD3205U」を試用したことがあるが、当時もベンキューの独自技術「AQCOLOR」による、MacBookのモニター、Apple純正の外部モニターと変わらない良好な色再現や、輝度ムラのないユニフォミティの高さに舌を巻いた。そのような経験もあり、より一段と進化した最新PDシリーズへの期待が膨らむ。

それでは早速PD3225Uの進化ポイントを見ていこう。外観は前モデルPD3205Uに比べ、いっそう洗練された印象を受ける。その理由は4辺フレームレスデザインになったからだろう。前モデルもナローベゼルを採用するスマートなデザインが魅力的だったが、PD3225Uはボトム側のフレームも峡額縁化されている。


画面のチルト、スイーベルに加え、高さ調整にも対応(写真左が最低位置、写真中央が最高位置)。ピボット機能も備え、縦設置(写真右)も可能。4辺全てがフレームレスデザインになったことで、マルチモニター環境で横設置と縦設置が混在しても、ディスプレイ間のギャップが少なく違和感なく使用できる
また、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)に対応するコンテンツの表示性能については、PD3225UはHDR10に加え、ピーク時に400カンデラ以上の明るさが出せるPC用モニターの基準を満たす「VESA DisplayHDR 400」にも対応する。

前モデルであるPD3205Uに比べると輝度、コントラスト比ともに向上しており、ノングレアIPSパネルに表示される映像の立体感が増した印象がある。

次ページプロ仕様の色精度に加え、Macユーザー注目の「M-bookモード」も搭載

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