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【特別企画】信号系でNCFを初採用

インターコネクトにNCF革命!フルテックの新フラグシップケーブルの実力をチェック

2022/01/17 福田雅光
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「Lineflux NCF(RCA)」の音質レポート
■NCFの効力を改めて実感するレファレンスクラスの性能だ

早速、NCF素材でバージョンアップされた最高級RCAケーブル「Lineflux NCF(RCA)」と、旧バージョン「Lineflux(RCA)」とを音質比較した。

NCFを採用していない旧モデルのRCAケーブルは、中間帯域から中低域を主体にしたバランスで音の冴えや抜けは最高とはいえない。中低音はボリュームが主体になり、締まりも十分とはいえないナロウな印象があった。

ところが新製品の「Lineflux NCF(RCA)」にすると、中音と高音の表現力が高まり、見違えるように変化する。高音の帯域特性やSN比、表現力を高めるため、低音のダンピングを強化して引き締まる。つまり、中高音の表現力は低音の制動力に大きな影響力があって、密接に関係していることが理解できる。SN比は高く、解像力もより強化され、レファレンスクラスと呼べる性能をもたらしている。改めてNCFの効力に注目することになった。

ケーブル部分は同じであることからの制限も感じられるが、結果として魅力的な高級RCAインターコネクトケーブルの性能が達成されている。透明感のある中音のレスポンスがインパクトを明確に描き、それが躍動的な表現に勢いをもたらすとともに、全体にコントラストを高めている。

ケーブル部の構造図。α(アルファ)導体は、OCCワイヤーで、フルテック独自のアルファプロセスで処理されている

ところでこのケーブルは、超写実やコントラスト・分解力の高さを徹底して突き詰めた設計という訳ではない。アナログファンにも違和感のない、柔軟にしてニュアンスの豊かさというような要素も備えた音質設計を感じることができる。高級アナログマニアに趣向の合うRCAケーブルと言うことができるのではないだろうか。

【Linflux NCF(RCA)】●導体:単芯α(アルファ)OCC導体●シールド:2層●絶縁/誘電体:高級ポリエチレン●共振減衰材料:シース内のナノセラミック/カーボンパウダーコンパウンド●ケーブル外径:約13.0mm●プラグ外径:全長約φ14.0mm×54.0mm

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