空きコンセントに挿すだけの手軽にできるノイズ対策

フルテック「NCF Clear Line」のベストな導入法を自宅システムで検証

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鈴木 裕

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2021年10月30日
空きコンセントに挿すだけの「NCF Clear Line」。理想の音へとクオリティアップできる、手軽で高信頼なアクセサリーとして人気を博している。簡単に導入できるだけに、どこに使うとより効果的なのかは気になるところだ。そこで今回、日頃から電源周りのノイズ対策と検証を入念に実施している鈴木氏が、自宅オーディオシステムのさまざまなところへ「NCF Clear Line」を導入し、それぞれの場所での効果を比較。ベストな活かし方と使いこなしを探るレポートを実施した。

FURUTECHのACオプティマイザー「NCF Clear Line」25,080円(税込、1個)

フルテックの簡単&効果的アクセサリー「NCF Clear Line」の使いこなしを検証する(Text by鈴木 裕)
■NCF素材などが複合効果を実現、挿すことでノイズ等を除去する

電源タップや壁コンセントの空いている口に挿すことによってノイズを除去する製品だ。本体のボディ部はNCF調合ナイロン樹脂製。電極部はαプロセス処理した純銅にロジウムメッキ。内部にはその電極部につながっているエアコイルが装着されている。コイルの素材は単結晶の銅で、2層の特殊ペイント処理。ハウジング部はナイロン樹脂とカーボンファイバー等による4層構造。

作動原理としては、NCFの静電気除去と制振。各部の制振素材によるコントロール。そしてエアコイルの働きによって、AC100Vの電気が通る時に発生する振動由来のノイズ等を除去する、とフルテックでは説明している。

「NCF Clear Line」の導入レポート
■どこに使うとより効果的か、使いこなしを自宅でチェック

「NCF Clear Line」を装着するのはどこがいいのか。鈴木 裕氏の自宅のオーディオシステムで、実際にあちこちに換えて挿してみて効果の違いを探ってみた

今回はオーディオシステムのどこに使ったらいいか、というテーマでテストしていった。拙宅のシステムを使ったが、普段はコンセント口に挿してあるノイズ対策のフィルター類を全て取り外し、電源タップ自体もノイズ対策のないものに。

前段側は4口の電源タップで、インレット側の2口のひとつのコンセントにプリアンプの電源ケーブルを、もうひとつのコンセントにCDプレーヤーからの電源プラグを挿した。後段側はまず4口の電源タップからパラメトリックイコライザーとパワーアンプの電源を取り、パワーアンプはモノラルなので、それを2口の電源タップで分けるという形を取った。

今回「NCF Clear Line」の最も効果的な使用方法を探る導入記で使用した、鈴木氏のシステム接続図

さて、こんな条件の、ノイズに対して無防備の音。いつものようにエリック・クラプトンの『アンプラグド』を聴いていったが、高域は歪みっぽく、中低域の力感が薄い。ヴォーカルの「さ行」が強調。空間の奥行きが出ないのはノイズフロアが低くないことを示している。音には潤いがなく、メタリックでドライ。コード感もきれいに響かない。

「NCF Clear Line」1個で納得の効果を狙うなら、この順番で使うといい

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