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【PR】新旧モデルのサウンドを比較試聴

より洗練された音質へ、ゾノトーン「Granster AC-1001」は心動かされる高揚感が楽しめるケーブルだ

2022/01/14 生形三郎
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ゾノトーンのエントリーモデルである「Granster」シリーズから、最新モデルとなる「Granster AC-1001」が登場した。本製品は大好評を博した「Silver Granster AC-1001α」の後継に位置づけられる製品で、新たなハイブリッド導体構成が採用されるとともに、RCAプラグまわりも刷新。より洗練された音質と、さらなる使い勝手の良さが追求されている。

本記事では、旧モデルとの比較試聴を踏まえてその実力をテストするとともに、アクティブスピーカーと組み合わせて、エントリーモデルとも相性の良いミニマムなデスクトップ環境での使用感テストをお届けする。


■Granster AC-1001の進化のポイントに注目

Gransterシリーズは、同社のエントリーに位置するラインナップである。系譜としては、ゾノトーンのハイグレード・クラスとして存在していた「Meister」シリーズを、最高級クラスの「Grandio」に近づけるべく開発されたシリーズで、高純度7NクラスCu を用いた「7NAC-Granster 5000α」や、高純度6NCuを使用した「6NAC-Granster 3000α」など、導体構成に応じた様々なバリエーションを持つ、ゾノトーンの主力シリーズと言える。

サウンドの傾向としては、生産完了となったPCOCC導体を使用し明瞭な高域特性を持っていたのがMeisterシリーズで、PCUHDと純銀コートOFCを主体として、スピーカーの前に音が飛び出てくるような立体的な音のデザインを目指したのがSilver Granster AC-1001αであったという。

そして今回のGranster AC-1001は、Silver Granster AC-1001αで得られた立体的な音楽表現を活かしつつも、そこへ、さらなる高域の伸びや左右への音の広がりを追及したモデルとのことである。

「Granster AC-1001」(2.0m以上は1.0mごとに受注生産)1.0m:11,000円(以下全てペア/税込)/1.5m:12,200円/2.0m:14,400円

前モデルとなる「Silver Granster AC-1001α」(生産終了品)

Silver Granster AC-1001αと比べてみると、使用されている導体の種類や配合比重が細かく変更されており、この辺りにハイブリッド導体構成を得意とするゾノトーンならではの入念なチューニングを経ているであろうことが推察できる。

また、今回のモデルでの大きな刷新ポイントとしては、先述のようにコネクタ周りの進化も見逃すことができない。一見してわかるように、まずはRCAプラグが小型化しシンプルなデザインへと刷新されるとともに、左右の線を一本に束ねるケーブルホルダーも撤廃され、狭いスペースでもケーブルの抜き差しが容易な取り回しの良さを獲得しているのである。これは、実際に旧モデルと同時に抜き差しを実施して比べてみるとわかるが、ハンドリングが大幅に向上しており、実用面からも大きな進化だということができる。

「Granster AC-1001」(写真上)と旧モデル「Silver Granster AC-1001α」(写真下)のプラグ部比較。小型化とホルダーの撤廃により取り回しの良さを獲得している

「Granster AC-1001」SPEC:●導体構成:高純度無酸素銅線PCUHD、純銀コートOFC、高純度無酸素銅OFC●構造:高純度3素材によるハイブリッド、同軸ダブルシールド構造●導体サイズ:0.53スケア●シース:透明で鮮やかなブルーのPVC(EU-RoHS対応)●絶縁体:高純度ポリエチレン●シールド:アルミラップと高密度錫メッキ銅編組の2重シールド●介在:5.4mmφ●端子:精密加工によるオリジナルRCAプラグ。(キャップ)ニッケルメッキ╱(ピン)24金メッキ。キャップ最大径12.3mmφ


■旧モデル試聴。ゾノトーンケーブルの完成度の高さを再確認

それでは、早速試聴テストに入ろう。まずは、比較的ベーシックなグレードのRCAケーブルと比較してみる。価格としては、Silver Granster AC-1001αの数倍ほどのものだ。使用場所は、CDプレーヤーとプリアンプの間に接続した。

CDプレーヤーとプリアンプの間にケーブルを接続する方法にて比較試聴を行った

比較試聴すると、Silver Granster AC-1001αの方がS/N感が高く、音が明瞭で実にはっきりとしたサウンドで音楽が描かれた。立体的な音の出方で、超低域成分を多分に含んだバスドラムを深い沈み込みで表現するとともに、ヴォーカルも明解に描写されプレゼンスが高い。

クラシックソースも、ホールの大きさや広さを実感させる情報量の多さを楽しませてくれる。導体構成に加えて、アルミラップと高密度錫メッキ銅編組の2重シールドによる徹底したノイズ対策も、このサウンドに大きく寄与しているのだろう。

全体的に、低域方向のボリュームが豊かで、この価格帯とは思えない充実した音楽描写を楽しませ、十分に感激のクオリティだということが改めて確認できた。この結果を踏まえ、後継モデルである「Granster AC-1001」の試聴に臨んだ。

次ページ新モデル「Granster AC-1001」の実力に迫る

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