【特別企画】AQCOLORシリーズに加わった4K対応27インチの新モデル

基本性能の高さと使い勝手は折り紙付き!BenQの実力派PCモニター「SW271C」レビュー

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山田久美夫

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2021年04月02日

台湾の映像機器メーカー、BenQ(ベンキュー)のカラーマネジメントモニター「AQCOLORシリーズ」のラインナップに、新たに4K対応の27インチモデル「SW271C」が加わった。昨年、シリーズ最高峰モデルとして発売された、4K対応の32インチモデル「SW321C」の基本性能を受け継ぎながら、一回り小型になった“弟分”とでもいうべきモデルだ。

AQCOLORシリーズは、写真編集向けとして欠かせないAdobe RGB、ハードウェアキャリブレーションへの対応はもちろん、さらに重要な要素である忠実な色再現性、画面内での輝度ムラや色ムラの抑制を追求。さらに映像制作向けとして、Adobe RGBとはやや異なるDCI-P3への対応や、最新のHDR規格までカバーした、メーカー自らが“プロ向け”と謳うシリーズだ。

もちろん本機もシリーズの最新モデルとして、写真編集や映像制作向けのメインモニターとして活用できる要素を、過不足なく備えた、メインモニターとなり得るポテンシャルを秘めた実力派である。

正確な色再現を追求する「AQCOLORシリーズ」に新たに加わった4K対応27インチモデル「SW271C」。価格はオープン(市場想定価格198,000円前後)

写真・動画編集向けモニターで最も重要なのは、いうまでもなく表示品質だ。モニターを信頼できなければ、写真のチェックや補正作業など、全ての作業が無駄になるため、メインモニター選びは慎重にならざるを得ない。

表示品質にはできる限りこだわりたいが、性能の高いモデルは価格も高価で、そうそう買い換えられるものでもない。また、画面はなるべく大きいほうが作業しやすいが、その分、設置スペースも必要になってくる。解像度も高いものを選びたいが、画面サイズが小さいと、表示が細かすぎて逆に見づらくなってしまうなど、チェックポイントが多く、悩みは尽きない。

このように、カラーマネジメントモニターに求められる性能、機能は多岐に渡るが、BenQ「AQCOLORシリーズ」は、それらの点をきちんと理解して作られたシリーズであり、本機への期待も高まる。今回、デモ機をお借りして、じっくりと試用することができたので、その所感をお届けしよう。

設置スペースと表示解像度のバランスのよさは大きな美点

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