[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第255回】

パナのラジオは声が“好い”!Bluetooth対応の最新機「RF-300BT」を思わずポチった

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高橋 敦

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2020年08月28日
本連載の大好物、Bluetooth対応「ラジオ」

本連載がこれまで好んでピックアップしてきたアイテムのひとつに「Bluetoothスピーカー機能搭載ラジオ」がある。Bluetoothスピーカーとしても使えるが、「あくまでもラジオとしての機能がメインでそれを最優先したカタチにまとめられている」というのがポイントなアイテムだ。

それは結果、電波ではなくネット配信を中心にラジオを聴いているリスナーにとっても、聞きやすく使いやすいラジオアイテムに仕上がっていることが多い。なのでラジオ好きなみなさんに積極的に推していきたい!

というわけで、そのジャンルから新製品が登場するので今回も紹介させていただこう。Panasonic「RF-300BT」、8月28日発売予定で価格は税込1万円程度だ。

ラジオです!どう見てもラジオです!

こちらの製品、パナソニックの製品サイトでは「リビングラジオ」コーナーに掲載されている。まさに「The ラジオ」という立ち位置であり、ルックスも「The ラジオ」だ。上にはロッドアンテナ、側面には音量と選局の大きなノブと、いかにもラジオらしい。

商品一覧 | ラジオ/CDラジオ/ラジオレコーダー | Panasonic

なお、パナ機の発表から少し遅れて発表されたものの発売はほぼ同時となるJVCケンウッド「RA-C80BT-B」も、同様にラジオ機能をメインにBluetoothスピーカーとしても使えるアイテム。ラジオ好きな方はそちらの製品もチェックしてみてほしい。

パナラジの美点! ラジオに特化したサウンド作りの伝統

まずはいきなり、ラジオ好きにこのラジオをおすすめする最大の理由から説明していこう。

パナのラジオは声が好い

「音が良い」ではなく「声が好い」だ。このモデルだけではなく、パナラジオの中でもロングセラー的定番シリーズは共通して、そのように言い表したくなるタイプの音を備えている。

研ぎ澄まされ鋭利な刃物のようなハイファイサウンドとは別物。持ち心地も優しく、様々に配慮された安全はさみのような安心感。気を張らずに聴き続けていられる、穏やかなサウンドである。得意とする帯域はミドルレンジ、得意とする音は人の声。ラジオの中でもトークバラエティやニュースといった番組を強く意識しているであろう、声に秀でた音作りだ。

その好音質を実現している最大の要素は、10cmと比較的に大きな口径のスピーカーユニット!……ではなく、番組に合わせて選べる音質切替機能!……でもない。

全体のサイズもラジオとしては大きめ。ラジオの名機Tivoli Audio Model Oneより背は高く奥行きは短く、総合的には同程度?

音質切替については後ほど詳しく

それらの要素の貢献も大きい。しかし「最大の要素」はそれらではない。
このラジオの好音質を生み出す最大の要素。それは「ラジオなんだからラジオの音声を心地よく聴けることを第一にチューニングするのが当然だよね」という同社の開発姿勢であり、その蓄積によって得られたノウハウだ。

パナラジの「快適ラジオサウンド」を紐解く!

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