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ライブ配信も“プロ現場と同等のサウンド”で楽しめる。RME×GENELEC「ADI-2 DAC STUDIO」は理想のシステムの1つだ

公開日 2020/08/07 06:30 生形 三郎
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G Oneは、メタルドームトゥイーターならではの明瞭かつスピーディーな高域描写が、精緻なサウンド感と、ソースの空気感表現の肝となる超高域成分を的確に耳へと届けていることを実感できる。そこに、GENELECならではの、密度の高い低域が融合する。まさに、リニアかつフラットなサウンドバランスだ。

小型スピーカー、とりわけ一般的なアクティブタイプでは、DSPやバスレフ設計によって低域再現力を増強・強調する場合が多く、その弊害として、低域の解像度不足や余韻の滲みなどが生じやすい。しかしながら本機では、長い独自形状の低域音道設計や高剛性なアルミ筐体の恩恵か、サイズを超えた量感を備えつつ、誇張感や濁りが少ない。バスドラムの輪郭が明瞭で、ベースラインも音程が明解である。

同時に、回折を抑えるキャビネット形状の恩恵はもちろんのこと、高性能なクラスDアンプによる俊敏たる駆動力によって、スピーカーの遙か後方へとリアルな音楽が立ち現れるのである。実に爽快な描写力なのだ。

実際の試聴の様子

ADI-2 DAC FSも、歴代のRME機器ユーザーとして、本機で辿り着いたサウンドクオリティに思わず脱帽させられた。新設計のRCA出力の恩恵なのか、透明かつ明晰なサウンドはそのままに、より一層の低歪み感と高S/N感が加わっている。一言で言えば、モニターサウンドなのに、まったく音に硬さがなく快適なのだ。

そして、歪みやノイズ感を抑えつつも、描かれる音楽には、いささかの抑制感や脚色感も無い。これぞRMEの設計思想の真骨頂と感じるところで、このサウンドがこの価格で手に入ってしまうことは、まさに革命的といっても過言ではないだろう。また、操作面でも、自動入力切り替えの搭載や、高解像度のディスプレイと併せて実現されるシンプルな操作性から、本シリーズの完成度の高さが伝わってきた。

ライブストリーミングも配信現場と同等の機材で楽しめる

また、この高音質ながらコンパクトかつシンプルなシステムが活きるのはオーディオリスニングだけではない。現在、大きく普及しつつあるライブのストリーミング配信をPCやスマホ、タブレットで視聴する時にも活躍してくれるのだ。

Mac OSやiOSの標準ドライバに対応するクラス・コンプライアンス・モードでは、iPadと直接繋いで使用することも可能。カジュアルにライブ配信などを見たい時にも最適だ

この組み合わせで、ミューザ川崎シンフォニーフォールが提供する「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020」のライブ配信を視聴してみた。この配信では送り出しの機器にRMEのシステムが使用されているとのことなので、制作現場と視聴環境が同等の機材で結ばれているわけだが、まさに、収録現場のモニターブースで聴いているかのような音を堪能できた。

オーケストラの録音では、とにかく、個々のマイクが捉えた音の視界が手に取るように分かる。非常に透度の高い音である。また、2台のピアノによる演奏では、各々のプレーヤーと楽器が作り出す音色や演奏の個性も如実に描き出されていった。会場の雰囲気までも臨場感豊かに伝わってきて、思わず公演の最後まで見入ってしまう。

さらにADI-2 DAC STUDIOは、4インチウーファーを搭載するワンサイズ上のG Twoとの組み合わせも選択可能。こちらのシステムでは、低域方向が充実し、より大きなスケールで音楽を楽しむことができた。

ひとまわり大きなサイズの「G Two」と組み合わせると、より大きなスケールで音楽を楽しめる



以上のように、「ADI-2 DAC STUDIO」は、演奏者や音源の作り手の聴いていた世界を、そのままリスナーに届けてくれる存在だと言える。その演奏家やエンジニアの仕事を、彼らが想い描いた通りの音で楽しませてくれるのだ。それも“こんなにコンパクトなシステムで”である。

ハイレゾが普及して久しく、そしてオンライン配信が大いに注目を集める現代において、プロと同等の再生環境が手に入る「ADI-2 DAC STUDIO」は、最も理想的な再生システムのひとつだと言えるのではないだろうか。

なお、このシステムはオーディオを始めとする家電レンタルサービス「Rentio」にてレンタルすることもできるので、ご興味を持った方はぜひともこの機会に体感していただきたい。きっとこのレビュー内容に共感いただけるはずだ。

(協力:シンタックスジャパン、ジェネレックジャパン)

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