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ハイセンス「U8F」は “手に届く” ハイエンド4Kテレビ。「液晶の枠を超えた」表現力を獲得

2020/04/27 鴻池賢三
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4K映像時代にふさわしい高画質機能が、液晶テレビの新しい表現力を実現

U8Fの画質は、液晶の枠を超える進化が感じられた。UHD BD作品『宮古島』で、遠くから波打ち際を捉えるシーン。波頭の砕ける様子が克明に表現され、その繊細かつ柔らかな風合いは、しばし見入ってしまうほどリアル。そもそも60p映像にはそうした特徴があるが、要素を分析すると、映像エンジンの処理でノイズ成分を抑えつつ、適切なフレームを参照する「AIシーン別超解像処理」と「AIモーション別超解像処理」によって撮影時の解像度を取り戻しているようだ。

前モデルである「U7F」(左)と「U8F」(右)を比較しながら、画質の進化をチェック

さらに、パネルの120Hz駆動とフレーム補間に加え、960Hzと高速でバックライトを明滅する「SMR960」機能による残像低減効果にも注目で、映像エンジンで生成した緻密な映像美を余すところなく引き出す。

ほか、同作品では南国の強烈な日差しが印象的で、淡いベージュのビーチパラソルは白飛びを起こしがちなところ、本機ではキャンバスのテクスチャも表現できるなど、終始ルックが保たれてバランスの良い画が持続するのも好感。HDR10映像の場合、数千nitに到達するケースも少なくなく、テレビにおいては、その機器が表示できる数百nitの中でどのように表現するかの「トーンマッピング」次第で映像の見え方が決まるのだが、本機の場合は、トーンマッピングの最適化に止まらず、リアルタイムで映像を分析し、黒潰れや白飛びを抑える「エリア別適正露出復元」が功を奏しているようだ。情報量豊かな4K映像時代にふさわしい高画質機能と言える。

いろいろな映像を視聴した中でも、特に印象的だったのは、4K放送の青森ねぶた祭。日没後の暗い背景と、明るく色鮮やかなねぶた(山車灯篭)のコントラストは、液晶テレビにとって厳しい映像だが、湧き出るような立体感と迫力が圧巻だ。まずは実効コントラストの高さに驚く。背景はしっかりと黒く沈み、ねぶたが目の前に現れたかのような明るさで迫ってくる。これは、分割数を大幅に増やした直下型ローカルディミングのバックライトの成果だ。

輝度もU7Fに比べて2割アップ程度の印象で力強く、ほか、液晶パネル自体のコントラストの高さ、映像エンジンの「輝き復元」、DCI-P3比90%以上の広色域パネルの相乗効果により、赤鬼も鮮烈な深紅で表現。さらに、残像の少なさにより、動体視差による立体感も倍増し、映像の世界に引き込まれる。液晶テレビとして、新しい表現力のステージに突入したようだ。

映像周りでは、ゲームモードの強化にも触れておきたい。映像エンジンの処理性能向上により、従来と同じ水準の低遅延を維持しつつ、「倍速」と「超解像」処理が可能に。フルHD解像度のゲーム機を4Kテレビでより高画質で楽しめることを意味し、多くのユーザーにメリットをもたらしてくれるだろう。

音質は開放的でナチュラル。テレビとしては嬉しい機能美だ。決め手はやはり前向きのスピーカーで、音が直接耳に届くのは絶対的なアドバンテージ。信号処理技術「Eilex Prism」による補正との相乗効果で「声」も明瞭かつ聞き取りやすく、長時間の視聴にも適する。画面下に備えたスピーカーの音を画面の中央付近から聞こえるようにリフトアップする「ダイレクトサウンド」機能も実用的だ。

デジタル音声出力の設定により、HDMIのARCでNetflixのアトモス音声などを送り出し、サウンドバー側でデコードするといったことが可能に

東芝が培ってきた世界最高峰の映像エンジンを受け継ぎ、厳しい日本ユーザーの眼鏡にも叶う高画質を達成。チューナー、外付けHDDへの4K放送録画、各種配信サービスへの対応なども万全。最高峰の高画質を手に届く価格で追求する。それがU8Fシリーズの神髄と言って良いだろう。「手に届くハイエンドテレビ」として、幅広いリビングユースにオススメしたい。

(提供:ハイセンスジャパン株式会社)

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