信号経路の急所をカバー

シリーズ屈指の性能に驚嘆。フルテックの電源プラグホルダー「NCF Booster-Brace」を検証

生形三郎

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2020年03月31日
「NCF Booster」「NCF Booster-Signal」「NCF Booster-Signal-L」と相次いで登場し、またたく間にオーディオシステムの環境整備の必需品としての地位を固めているフルテックのNCF Boosterシリーズ。その優れたクオリティアップ効果は、いまや世界的な評価を得ている。第4弾として登場の「NCF Booster-Brace」が、今年の「オーディオアクセサリー銘機賞2020」で特別賞を受賞した。ここでは、実際に使うとどんな効果が得られるのか、シリーズ中で最強というその特徴と音の魅力、さらにより効果的な使いこなし方法もレポートする。

信号経路の急所をカバーして音質アップする画期的アイテム
■NCF Booster-Braceの特徴と使い方(Text by生形三郎)

フルテックのコネクター/ケーブルホルダー「NCF Booster-Brace」(19,800円、税抜)。「NCF Booster-Brace」は、電源ボックスや壁コンセントの電源プラグ部を包み込み、有害な要素を防御排除する

振動やノイズに晒される信号経路をサポートし、伝送品質の向上を図るアクセサリーとして、絶大なる支持を集める「NCF Booster」シリーズ。いずれも、静電効果を持つ独自素材NCFを含有したパーツでコネクターやケーブルを保持することで、信号経路の急所をカバーして音質アップをもたらす、画期的なアイテムである。加えて、オプションパーツを使用して細かいチューニングが楽しめるのも本シリーズの魅力のひとつだろう。かくいう筆者も、自宅や録音現場で愛用する欠かせない存在となっている。

第4弾製品として登場した最新モデルは、Brace(留め金、支持体)を意味する名前の如く、電源コンセントの差し込み口に取りつけ、コネクタ自体を覆って支持するコネクターホルダーだ。本体はNCFが調合されたナイロン樹脂で形成され、側面はブラスト及びアルマイト処理された特殊なアルミ合金でカバー。

NCF Booster-Braceの裏側には固定用の強力粘着テープを付属(写真は剥離フイルムつきの状態)

ホルダー内側はコネクター形状に沿ってくり抜かれ、表面振動を抑えるための防振溝が掘られている。さらに、本体自体は振動に対して内部の空気圧が抵抗となるよう、半密閉構造の空気室となっている。その内部には、NCF調合素材による柱や壁が複雑に配置されており、緻密かつ入念な設計思想によってこのNCF Booster-Braceが構築されていることが理解できる。本体裏側には強力な粘着テープが貼りつけられ、コンセントに接着できるようにもなっている。

NCF Booster-Brace の構造図

NCF Booster-Braceの効果を試聴室と自宅でレポート

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