[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第244回】

デスクトップオーディオの新たな“コア” 、iFI Audio「ZEN DAC」を徹底チェック!筆者から皆様へのご報告も…

高橋 敦

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2020年02月20日
絶対領域の核となるか!? ZEN DAC登場!

絶対領域= “パーソナルな時間や場所” におけるオーディオを追求することこそ、本連載の主旨であり、大切なあの人をイヤホン沼に落としたい!とかそういうちょっと何言ってるかわからない記事は箸休めに過ぎない。

ということで今回は、そのパーソナルオーディオの環境としてポータブルオーディオと並ぶ「デスクトップオーディオ」システム、その新たな核となり得るのでは?という製品が登場したのでピックアップさせていただこう。

こちら、iFI Audio「ZEN DAC」(実売目安税込1万9800円)だ。

四角すぎず奇抜すぎずでデスクトップへのなじみもよいラウンド筐体

製品名にストレートに入っているように中心機能は「DAC」であるが、昨今の「DAC」らしく、ヘッドホンアンプおよびプリアンプとしての性能・機能もハイレベルに兼ね備えている。

つまりこの一台で、デスクトップオーディオの最終出力であるヘッドホン/イヤホンとパワードスピーカー、その両方への送り出しが可能なのだ!

筆者デスクトップシステムでの導入例

…そうはいっても、実際にどのような使い勝手になるかはその製品ごとの細かな機能や仕様によって変わってくる。今回はそこのところに特に注目して、
デスクトップオーディオのコアアイテムとしてのZEN DAC
のポテンシャルをチェックしてみたいと思う。

iFI Audio+ジョン・カール氏という実績+実績!

実物を目にしてまず嬉しかったのは、事前に写真や数値仕様から想像していた期待以上のコンパクトさ。

無理なくオン・ザ・掌。数値としては幅158mm×奥行100mm×高さ35mm

CDケース比で横幅は少し長く、縦の奥行は少し短い(参考CD:LUNA SEA最新アルバム「CROSS」)

ポータブルオーディオ向けのいわゆるポタアンではなく、バッテリーを内蔵しない据え置き設計のDAC/ヘッドホンアンプのコンパクト機は、昨今減少傾向な印象がある。本機はそのコンパクト据え置きDAC/ヘッドホンアンプ、久々の “期待の星” というわけだ。

もちろん、コンパクトでさえあればよいわけではない。コンパクトにまとめつつも、高い機能性と豊かな音質を備えてくれないことには、その期待に応えるものとはならないのだ。

もっとも、本機についてそこの心配はほとんど不要だろう。コンパクトなDAC/ヘッドホンアンプ/プリアンプの優秀機を輩出し続けてきたiFI Audioの製品であり、伝説的エンジニアであるジョン・カール氏が同社技術顧問に就任し、設計に携わったプロジェクト。間違いの起きようがない。

6.35mmシングルエンド&4.4mmバランス搭載で便利!

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