HOME > レビュー > アップル「AirPods Pro」の凄いところ、残念なところ。ソニー「WF-1000XM3」と比較レビュー

音質やノイキャンなど様々な面を比べた

アップル「AirPods Pro」の凄いところ、残念なところ。ソニー「WF-1000XM3」と比較レビュー

2019/11/01 編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

音質は明らかにソニーの方が良い

さて、音質の比較も行っておこう。AirPods Proはノイキャンのオン/オフくらいしか設定できないのでシンプルだが、WF-1000XM3はイヤーチップの種類、DSEE HXのオート/オフ、接続優先モードか音質優先モードか、など色々な要素が絡んでくる。

今回はふだん使っているハイブリッドイヤーピースロング、DSEE HXオート、音質優先モードで聴いた。デバイスはiPhone 11 Pro Max、ストリーミングサービスにはAmazon Music HDを使った。

イヤホン部のみを比較。画像では分かりにくいが、AirPodsは小さくて軽い

まず、WF-1000XM3でOfficial髭男dism「Pretender」を聴くと、解像感がありつつシルキーで、ハイレゾらしい広がり感が得られる。サビ部分のスピード感も申し分ない。低域の沈み込みもなかなかのものだ。

あいみょん「マリーゴールド」では、以前も書いたように、冒頭のギターのキレが良く、指使いまで見えるようだ。ボーカルにかかっているエフェクトまで聴き取れるほど、豊かな情報量がある。見事な仕上がりだ。

ここでAirPods Proに交換。WF-1000XM3と同音量程度(ボリュームレベルの半分より少し上程度)に調整して再生すると、少し物足りない。あくまでWH-1000XM3と比べると、ではあるが、高域の輝き感が薄れる。低域のリッチさもないし、もっと深く沈んで欲しいと思ってしまう。全体的に平板で、WF-1000XM3のような広がり感は得られない。

あいみょん「マリーゴールド」を聴くと、その差がさらに顕著となる。冒頭のギターはWF-1000XM3に比べて弱々しく、ボーカルもツルッとしていて情報量が明らかに乏しい。

単純に音質だけで比べるなら、明らかにソニーWF-1000XM3の方が良い。

次ページ音切れが少ないのは? AirPods Proになく残念な機能も

前へ 1 2 3 4 5 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE