iPadOSの完成度は? 画質は? 使い心地は?

「第7世代iPad」速攻レビュー! 3万円台でこの使いやすさは衝撃的だ

山本 敦

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2019年10月05日
アップルが第7世代のiPadを発売した。本機は、iPadのために最適化したiPadOSをプリインストールして出荷される初めてのiPadだ。ハードウェアとOS、双方の使い勝手をレビューしてみたい。

iPadOSを搭載した最新の第7世代iPadをレビューする

■純正のSmart Keyboardに対応した新世代iPad

第7世代のiPadは、2018年3月末に発売された第6世代のiPadよりも画面が少し大きい10.2インチのRetinaディスプレイになり、税抜価格は3,000円ほど安くなった。価格は34,800円(税抜)から。内蔵ストレージの容量は32GBと128GBから、通信機能はWi-FiもしくはWi-Fi+Cellularモデルから選べる。カラバリにはシルバー/スペースグレイ/ゴールドの3色がある。

本体にSmart Connector端子が搭載されたため、純正のSmart Keyboardが使える。埋め込みSIMがGSMA標準のeSIM内蔵になったので、海外旅行の際に持ち運ぶ通信端末としても使いやすい。

エントリーモデルのiPadに初めてSmart Connectorが採用された

アップル純正のSmart Keyboardが装着可能

筆者宅に9.7インチのiPad Proがあったのでサイズ感の雰囲気を比べてみた。その差は写真の通りだが、第7世代iPadは、生産完了になった10.5インチiPad Proに大きさが近い。

本体の厚さは、フルラミネーションディスプレイを搭載していないことなどから、現行モデルのiPad ProやiPad Airよりやや厚いものの、第6世代のiPadからは変更なし。バスタブ構造の筐体のほか、本機に使用されているアルミニウムには100%リサイクルアルミが使われている。

筐体には100%リサイクルアルミニウムが採用されている。質感はこれまでのiPadと変わらない

第7世代のiPadは画面サイズが10.2インチに大型化されている。左側9.7インチのiPad Proとサイズを比べてみた

■ディスプレイの画質は良好。ARアプリも快適に動く

HDRやTrue Tone、反射防止コーティングは搭載していないが、自然な発色と精細感を特徴とするRetinaディスプレイには歴代iPadが築き上げてきた資産が受け継がれている。写真や動画の表示は十分に満足のいく出来映えだ。最大500nitsと輝度も高い。iPadをVOD鑑賞にも活用したい方には、フレームの色がブラックで、より高い没入感を味わえるスペースグレイがおすすめだ。Touch ID搭載のホームボタンは、リングの色もブラックなので、動画鑑賞時の妨げにもなりにくい。

Retinaディスプレイの輝度は最大500ニット。動画や写真を明るく色鮮やかに再現できる

チップの仕様は64bitアーキテクチャの第4世代A10 Fusionと組み込み型M10コプロセッサの組み合わせ。仕様は第6世代iPadから特に変更されることなく据え置かれた格好だが、そもそも第6世代のiPadからARコンテンツの描画も小気味よくこなせていたし、Apple Arcadeのゲームも快適に遊ぶことができた。一般的な用途であれば、チップの処理性能は3万円台で買えるiPadとして必要十分以上だ。

ARアプリもサクサクと動かせる

Apple Arcadeのゲームも快適動作。モバイルゲームプレーヤーとしても新しいiPadは魅力的だ

iPadOSとマウスの相性が良かった

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