<山本敦のAV進化論 第90回>

iPad Pro 9.7インチは“ノートPCの代わり”になるか?【後編】 Smart KeyboardとApple SIMを試す

山本 敦

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2016年05月02日
■「Smart Keyboard」到着で本格的にiPadのビジネス力を見極める

ビジネスツールとして新しいiPad Proの可能性を探った前回のレポートから約半月が経ち、注文していた「Smart Keyboard」がようやく手元に届いたので、遅ればせながらレポートの「後編」を報告しよう。

ついに届いたiPad Proの専用アクセサリー「Smart Keyboard」

新しいiPad Pro 9.7インチの予約受付が始まったのは今年の3月24日だった。前回のレポートでもお伝えした通り、筆者は新しいiPad Proに「ノートPCの代わり」を期待して購入した。そのため物理キーボードは必携アイテムだったのだが、新しいiPadを買う人がみんな注文するわけではないだろうと高をくくり、iPad本体は24日にアップルストアで予約を入れておき、キーボードはそれから2日後にヨドバシカメラで注文した。

アップルストアで24日に予約を入れても、デリバリーは発売日の3月31日から1週間遅れになるとされていたので、ヨドバシカメラで確認したところ大体到着は一緒という説明を受けたこともあり、多少でもショップのポイントが付く方が得と考えた。

アップルストアで注文したらどうなったかわからないが、筆者のところに到着したのは4月20日だった。アップルが当初立てていた見込みをはるかに超えるほど「Smart Keyboard」の売れ行きがよかったのかもしれない。ともあれ、これでようやく本格的にiPadを活用できそうだ。

■「iPad Pro+Smart Keyboard」とSurfaceとの使い勝手の違い

アップルは2011年春に発売した「iPad 2」の専用アクセサリーとして、はじめて「Smart Cover」を発売した。当時は“風呂のフタ”と揶揄されることもあったが、薄いiPadの側面にマグネットを仕込んだジョイントをカチッと装着して、畳むとiPadを起立させる簡易なスタンドにもなるデザインがクールだった。

今回新しいiPad Pro用のアクセサリーとして発売された「Smart Keyboard」も、マグネットを使ってiPadに合体させるギミックや、スタンドも兼ねたデザインは継承しながら、これにキーボードを追加した。そのぶんSmart Coverよりも厚みは増して重くなり、カバー形態時には表面に段差ができてしまう。軽快さは多少失われるものの、ノートPCに比べたら格段に軽い。

キー入力の「戸惑った点/気になった点」

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