文句なしの音場再現性

クルマから出るのが惜しくなる。ボルボ「V60」の上質なB&Wサウンドを体感

会田 肇

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2019年06月26日
北欧スウェーデンの自動車メーカー VOLVO(ボルボ)は、近年、SUVである「XC90」に始まった新プラットフォームを上位車種から下位モデルへと展開中だ。

そのラインナップはいずれも高い評価が与えられ、中でも「XC60」と「XC40」は日本カーオブザイヤーを立て続けに受賞するという、まさに偉業を成し遂げた。

そんな中でボルボがもっとも得意とするエステート(ステーションワゴン)で注目すべきモデルが「V60」である。今回はこのモデルにオプション装着される「Bowers & Wilkins(B&W)オーディオシステム」を採り上げてみたい。


日本の道路事情に配慮したボディ設計、オーディオシステムも充実

新型V60は、最新のプラットフォームと世界最高峰の先進安全支援機能を盛り込んだ新しいエステートで、先代V60、V70の後継車ともなる。ボディサイズは全長4,780mm(旧V60比+125mm)×全高1,435mm(同-45mm)×全幅1,850mm(同-15mm)。実はこのボディサイズのうち、全幅は日本からの要望で決まった寸法だそうだ。

ボルボ・カー・ジャパンによれば、日本では狭い道路ですれ違う必要に迫られることが多く、その使い勝手を考えると何としてもこのサイズに収めたかったのだという。日本のユーザーにとってこれは嬉しい配慮だ。

そして、注目すべきはボルボならではの先進安全支援機能だ。乗員にとどまらず、車外の人に対しても保護することを前提とした16種類以上の先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」を全車に標準装備している。

見逃せないのは、IntelliSafeに含まれるCity Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)で、新機能としてV60では「対向車対応機能」を新搭載。日本国内で多くの交通死亡事故要因となっている、対向車との衝突被害を回避または軽減することで、より高い安全性を実現したのだ。

車両の紹介はここまでにして、ここからが本題。そのV60に用意されたオーディオを紹介していく。そのオーディオシステムはインフォテイメントシステム「SENSUS」によってコントロールされる。ナビゲーション機能をはじめ、再生メディアの選択や電話、エアコン、車両の各種設定がこのシステムから行えるのだ。

CDドライブは肘掛けのコンソール内に配置。USB-A端子でプレーヤーと接続することもできる

このシステムで見逃せないのが9インチのタッチスクリーンで、驚くことに手袋を着用したままでも操作できる。システムは音声操作にも対応しており、ナビゲーションの目的地設定や再生メディアの選択、エアコンの温度設定などが可能。また、CarPlayやAndroid Autoにも対応する。

9インチのタッチスクリーン・ディスプレイで様々な操作が可能

ディスプレイ下にコントロールダイヤルを装備

オーディオシステムは2タイプが選べる。ひとつはInscriptionグレードに標準装備される「harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム」で、出力600Wのデジタルアンプと14個のスピーカーを組み合わせ、サラウンドサウンドによって音楽に包み込まれるクオリティの高い音場体験を提供する。もう一つが、今回試聴した世界最高水準のパフォーマンスを誇る「Bowers & Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオシステム」である。

価格に見合う質の高いサウンド

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