HOME > レビュー > 驚くべきS/Nのハイエンド・パワーケーブルが誕生。ティグロン「TPL-2000A」レビュー

評論家・開発者がティグロン電源ケーブルの魅力を語る

驚くべきS/Nのハイエンド・パワーケーブルが誕生。ティグロン「TPL-2000A」レビュー

公開日 2019/06/19 06:00 角田郁雄/林 正儀
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ティグロンの電源ケーブル全部聴き! その音質的魅力を語る(TEXT/林 正儀)

ティグロンの電源ケーブル、「TPL-2000A」以外の4モデルのラインナップ。上から「MS-12A」(¥22,000/1.2m)、「MS-DF12A-HSE」(¥49,000/1.2m)、「MGL-DFA10-HSE」(¥87,000/1.2m)、「TCA-1.8W-HSE」(¥240,000/1.8m・完全受注生産)※すべて税抜価格

ロングセラーの「MS-12A」は、色づけのないナチュラルなサウンドの定番モデルだ。フラットバランスで、マグネシウム・シールドのS/Nのよさを味わいたい。

「MS-DF12A‐HSE」はディップフォーミング導体をはじめ、ティグロンの3大技術をすべて搭載した高解像度&ハイスピード系で、空間表現がよりダイナミック。新しく導入したHSE処理も効果的だ。ケーブル自体が活性化されてネルギー量も高い。積極的にオーディオ情報を引き出す新世代ケーブルの代表である。

同じHSEシリーズでも、「MGL-DFA10-HSE」はより製作者の思いを注入した印象が強い。忠実さよりもワクワク感優先というべきか。ヴォーカルもインストもノリがよい。ステージをそのまま再現したような生々しい表現で、空間情報の微細さとみずみずしいホールトーンが魅力だ。

DFA10をチューンしたという最新モデルの「TPL-2000A」であるが、この差は大きい。フルテックの最高峰プラグと、特に効いたのが第2世代のマグネウム・フィルターだろう。

研ぎ澄まされたS/Nとトップレベルの解像力。細かなニュアンスや躍動感など、そのサウンドはリスナーの心に届き、感性領域に迫るものだ。「TCA-1.8W-HSE」は別系統のハイエンドといっていい。HSE処理などすべてに超ハイグレード。突出したクオリティで、限界を越えた静寂感に驚かされる。鮮度やスピード感、音場の透明度は実に秀逸。

どこまでも通しよく、すごみさえ感じさせる高精密描写に浸りたい。

「TPL-2000A」を含むケーブル5モデルをレビューした林 正儀氏


次ページティグロン代表取締役、チーフエンジニアが魅力を語る

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: