システム全体のクオリティに影響

コンセント周りをフルテックでパワーアップ! NCF効果を発揮する電源アクセサリーの魅力

福田雅光

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2018年12月11日
電源供給の経路は「機器の動作の源」。だからこそ、良質な環境に整える価値は絶大といえる。電源ケーブルの交換は手軽で取り組みやすい部分だが、コンセント周りも見逃せない重要ポイントだ。ヤワな壁板に装着されたコンセントでは、ブカブカの床上に大事なオーディオ機器を直接置くようなもの。ここを対策した効果は、もっと早く導入するべきだったと後悔するほどに顕著な例が数多い。ここでは、アクセサリーのオーソリティ、福田雅光氏がフルテックの最先端電源アイテムで、その強化策とポイントを探る。

フルテックの電源コンセント強化アイテム
絶縁構造材へのNCF採用が音質性能アップに大きく貢献(Text by 福田雅光)

フルテックの電源コンセント周りの強化アイテム、「GTX Wall Plate」「GTX-D NCF(R)」「105-D NCF」の3アイテムを用いた電源供給口。最新の研究成果によるクオリティを提供してくれる

オーディオ機器への電源供給経路に使われる部品で、音質に重要な影響力を持つのは「電流の流れる経路で使われる導体金属の性能」だと考えてはいないだろうか。

電源プラグや壁コンセントでは、電極材やメッキの種類に関心を持つのが普通だ。この部分が音の性質や性能に関係することは間違いではないが、先端メーカーの開発現場では絶縁材や構造素材の研究を進めており、電流の流れない絶縁構造素材の性能を重視した結果、高性能化へ成果を上げている動向がある。電極は共通でも、新素材で作られた製品と旧モデルを試聴テストすると大きな違いをみせる。

フルテックは、2015年にNCF(ナノ・クリスタル・フォーミュラ)樹脂素材を開発し、順次高級製品に採用して音質性能の限界を前進させている。製品モデル名にNCFが付加されたものが、この種の関連アイテムである。

NCFとは、壁コンセントの本体樹脂や電源プラグなどの絶縁樹脂材に混合される、ナノ粒子状でイオン化する特性の強い鉱物素材である。電極の固定や構造を形作る部材に使われる。電流の流れない、この物性が音質性能に大きな作用をみせている。

オーディオ用の壁コンセントはどのように強化するべきか。ここでは壁コンセント周りの電源対策の方法を、NCFのパーツを使いながら紹介する。オーディオルームの電源の入り口が、壁コンセントになる。ここは電源系の元になる、壁コンセント自体の性能がまずポイントになってくる。

壁コンセントとコンセントベース

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