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家族共用のマルチリモコンとしても活躍

発売から2年で「別物」に進化! 私が電子ペーパー学習リモコン「HUIS」を愛用し続ける理由

公開日 2018/08/24 06:00 折原一也
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ホームシアター、オーディオ好きなら“学習リモコン”についてはよくご存じだろう。HUISも大きな分類では同じカテゴリに含まれる。ただし、HUISは電子ペーパー採用なので、表示はインタラクティブに切り替わり、ボタンレイアウトも変えられる。学習操作についても、スマホアプリのようにガイドしてくれるので分かりやすい。

学習リモコンなので、HUISにプリセットのない機器も追加可能

Cambridge Audioのプリメインアンプも、後から登録して操作できるようにした

またHUISの画面は電子ペーパーなので、現在の画面(=ボタン)を表示したまま、1ヶ月以上電池が持つ。そもそも電源オフや消灯という概念が存在しないのだ。「学習リモコンとスマホアプリの良いとこ取り」と言ったら褒めすぎだろうか。

一般的な学習リモコンでは操作できないエアコン等にも対応する

そして、HUISは机やテーブルの上に立てて置ける。今までリモコンがスペースを占有していたことを考えると、これはデザイン的にとても重要なポイントだ。

自立するので邪魔にならないHUISのデザイン

折原氏自身、長らく愛用している

この2年で「別物」に進化を遂げたHUIS

HUISは発売以降、様々なアップデートが提供されている。そんな進化の軌跡も紹介していこう。

HUISの歩みの中で、比較的初期に提供されたカスタマイズ機能が、2016年8月のPCソフト「HUIS UI CREATOR」のリリースだった(Mac版も後日リリースされた)。僕もリリース時にレビューを手がけているが(関連記事)、リモコンのボタンのサイズやレイアウトを細かく指定でき、画像を使ったボタンも作成可能と「遊べる」ツールだ。

PC/Macから画面をカスタマイズできる「HUIS UI CREATOR」

USB接続でPC接続。ソフトウェアアップデートもできる

それと前後して、Bluetooth機器の操作も可能にする充電クレードル「HUIS Bluetooth Cradle」の発売や、1つのボタンに複数の機能を登録するマクロ機能の提供も行われ、カスタマイズ可能な学習リモコンとしての完成度を高めた。

クレードルを使うことで、Bluetooth機器、例えばPS4の操作が可能となる

そしてHUISのメジャー化が一気に進んだのは、2017年8月に「おすすめリモコン自動作成」の機能が追加されてからだ。

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