[PR] ドルビーアトモス/DTS:Xにも対応

AVアンプにも負けない? 驚きの高音質、ソニー渾身の最上位サウンドバー「HT-ST5000」

大橋伸太郎

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2017年11月16日

次に感心したのが、オブジェクトの移動表現の鮮明さ。空中パトカーの前後移動は動線が太く、軌跡にもにじみがなく、テレビの画面奥から現れて筆者の頭上を過ぎて去っていく。アトモスらしく音場も広々と高い。人間に制御出来ない自然天候を象徴する酸性雨が、視聴室の高みから降り注ぎ、雷鳴がテレビの奥から轟く。

フロント、サブウーファーの設定と、天井までの高さを設定可能

Ultra HD Blu-ray版ではヴァンゲリスの音楽の音質も改善されているが、ダリル・ハンナ扮するブリス登場シーンや、セバスチャンのアパートのシーンのシンセベースの重低音の不安な効果が従来味わえなかったほど高まる。パッシブラジエーターの拡張効果は絶大だ。

とはいっても、HT-ST5000は決して力任せではない。この作品の映画音響の「方向感覚を喪失した浮遊感覚」が表現出来てこそ本物のサラウンドだが、聴き手を包み込んで大きく深く漂うような、行き止まり感のない音場がここにはある。

次に聴いたのは、ドルビーアトモス作品ではないが、筆者の定番ソフト『SHORT PIECE』から「九十九」。アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた3DCGアニメーション作品だ。

冒頭の篠突く雨のシーンで、試みに音圧をMAX(50)まで挙げてみたが、破綻せず歪まない。サウンドバーにはパワーの心許ない製品があるが、本機は違う。最大音量近くでも実用域にある。広いリビングで映画を見る上で心強い。合計800Wの強力なデジタルアンプを搭載し、磁性流体スピーカーの12chバイアンプ駆動がハイパワーハンドリングに役立っているのだろう。フラグシップだけのことはある。

リニアPCM音源の場合は、優先するアップミックス処理を設定できる

全チャンネルが同時出力するこうした局面では、単体のサラウンドアンプでも歪みが耳についたり、帯域が物足りなく感じることがある。HT-ST5000は雨音が歪まず、高くからザアザアと降り注ぐ。声優のセリフが力強く伸びやかで、鮮度が高いのも立派だ。S-Forceのプロセッシングが優れており、センター音声を受け持つ磁性流体スピーカーのレスポンスが高いからだろう。

中盤、古い反物が妖怪に変わり群れをなして主人公の侍の周囲を飛び回るシーンがあるが、こうした360度移動表現はさすがに表現し切れず、前方からリスニングポイント横くらいまでの範囲での移動感となる。サウンドフィールドを無理に後方へ広げず、前方からリスニングポイントまでの範囲で、いかに大きく高く深い音場を描き出すかに集中しているのだ。追わないものはあえて追わない。潔く明快なコンセプトが、息づくようなレスポンス豊かな音場を生んだ。

今回は65Vの大画面と組み合わせたが、テレビ下にスピーカーがあるのに、セリフの発話位置が画面センターにぴたりと一致することも小気味よい。DSPの効果もあるが、先述のスピーカーユニットのリフレクター角度など、アコースティックなチューニングの追い込みによる部分が大きい。

セリフの発話位置は画面センターに一致して聞こえる

サブウーファーの音量も本体と別で調整可能

最後にコンサートライブ『トニー・ベネット&レディ・ガガ チーク・トゥ・チーク ライブ!』とUSBメモリからハイレゾ音楽ファイル再生を聴いたが、音の切れがよく広がり感のある再生だ。低音はサブウーファーの受け持つ比重が大きく、その音量調整がバランスの良い再生のポイントとなろう。

オブジェクトオーディオからUSBまで、HT-ST5000は一貫して鮮明で骨太で、音圧感豊かな再生音を聴かせる。細かなニュアンスの表現にも不足はない。高音質表面実装抵抗ファインサウンドレジスターを搭載、専用の抵抗素材や構造に加え、電極に純銅を採用して情報量を増やしたことで、力強い音質を実現したという。

再生コンテンツに合わせてサウンドフィールドも選択できる

Bluetooth、NFCにも対応しており、ワイヤレス再生も可能

また、同社オーディオ上級機種のESシリーズでお馴染の「高純度無鉛高音質はんだ」も採用。これは、はんだの母材となる錫に純度99.99%以上の超高純度材を採用し高音質に貢献する。この二つはソニーのAVアンプ、近作では「STR-DN1080」に使われており、高い音質を陰で支えている。

つまりHT-ST5000はソニーのAVアンプと共通部分が多く、同社の担当者に訊いてみると、AVアンプの多くのノウハウをサウンドバーの開発チームとシェアしたのだという。

また音決めにあたっては、カリフォルニア州カルバシティ(ハリウッドから車で小一時間)のソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)に試作機を持ち込み、SPEのサウンドデザイナーと検討を重ねたという。

HT-ST5000は、サウンドバーという他社も手掛けるスタイルの製品だが、その内部には、信頼厚いソニーのAVアンプが形を変えて潜んでいる。さらに同社のユニークなスピーカー技術がさり気なく盛り込まれている。ハリウッドメジャースタジオのダビングステージの凛と張りつめた空気が吹き込まれている。1,180×80×145mmのアルミのモノリスに、ソニーの技術のおいしい所がぎっしり詰め込まれているのだ。そうして生まれる力強く広がり豊かな音は、まさに最先端のホームシアターを体現している。

(PR企画 提供:ソニーマーケティング)

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