【特別企画】ケーブルやインシュレーターを交換

話題のOPPO「Sonica DAC」を遊びつくす! アクセサリーで音質グレードアップに挑戦

逆木 一

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2017年07月19日

再生した音源は以前のSonica DACレビューで使ったものから抽出した以下の6曲。再生ソフトにはJPLAY/JPLAYStreamerを以下の設定で用いた。

再生に用いたJPLAYの設定画面


 「真行寺恵里 / ブレンパワード Original Soundtrack 2 / IN MY DREAM」
 「Marc Shaiman / Hairspray Original Soundtrack / You Can’t Stop the Beat」
 「Luther Vandross / Never Too Much / She’s a Super Lady」
 「大植英次・ミネソタ管弦楽団 / レスピーギ:ローマの松」
 「John Mayer / Continuum / Bold as Love」
 「KOKIA / I Found You / I Found the Love」



なお、各種アクセサリーの試用に先んじて、Sonica DACのXLRバランス出力の音とRCAアンバランス出力の音を聴き比べてみた。

XLRバランス接続について書き添えておくと、XLR接続時では最大で4.2Vrmsという高い電圧値の出力がある。もし、アンプ側の最大入力値が4.2Vrmsを下回るようだったら(取り扱い説明書などで確認できる)、レベルオーバーして信号がひずまないようにSonica DACのボリュームを使って調整するとよいだろう。なお、Sonica DACのデジタルボリュームは「ES9038PRO」に内蔵された32bitボリュームを使っているため、実使用領域でビット落ちすることはないので安心してほしい。

Sonica DACは、RCAアンバランス接続も高い解像力を備えた素晴らしい音なのだが、これをXLRバランス接続に切り替えると、音の押し出しや音像のキレ、全体的なエネルギー感などがさらに向上する。もしSonica DACのポテンシャルをとことん引き出すならば、あるいはXLR接続できる環境があるばらば、XLRバランス端子の活用もぜひ検討してほしい。


ケーブルやインシュレーターの組合せで音はどれだけ変わるのか?

電源ケーブル:ゾノトーン「6NPS-3.0 Meister」
【効果】→音場がすっきりして見通しが向上

それでは、ケーブルやアクセサリーを試していこう。最初は、電源ケーブルを同梱のものから、ゾノトーンのエントリークラス電源ケーブル「6NPS-3.0 Meister」に交換した。

ゾノトーン「6NPS-3.0 Meister」

すると、いい意味で落ち着いた音になる。暴れや雑味が抑えられて聴きやすくなり、音場はすっきりとして見通しが良くなった。標準の電源ケーブルに比べると押し出し感が減ったような印象もあったが、これは雑味が減った結果だろう。


RCAラインケーブル:SAEC「SL-1980」
【効果】→音の浸透力が増して、音場の奥行きが広がる 

次に、RCAケーブルをSAEC「SL-1980」に交換した。プラグはごついが、抜き差しは非常にスムーズなのが良い。

SAEC「SL-1980」

瞠目に値する効果があった。「I Found the Love」の冒頭のピアノから強調感が消え、浸透力が増している。音像のにじみがいっそう減って、コーラスの奥行もだいぶ出てくる。一音一音の品位の向上はアンバランス接続によるエネルギー感の減少を補って余りあり、繊細さに富む音として純粋にポジティブな印象を抱いた。

「SL-1980」はあくまでもオーディオケーブルとしてはべらぼうに高額なわけではないが、ケーブルを換えることによる音質の向上を素直に感じることができた。


XLRラインケーブル:SAEC「XR-3000」
【効果】→音場の広がりに加えて、エネルギー感も大幅にアップ

ここでケーブルをSAEC「XR-3000」に交換し、Sonica DACとアンプをXLRバランスケーブルで接続した。

SAEC「XR-3000」

「SL-1980」で得られた品位の良さを保ったまま、エネルギー感が俄然高まる。筆者がSonica DACの美点と感じた押し出しの良さや充実したエネルギー感は、バランス接続によるところが大きかったのだろう。「Bold as Love」のギターソロの充実感や「She’s a Super Lady」のベースの厚みと弾力感の両立など、楽曲の旨い部分がますます旨くなる。

続いてインシュレーターを換えて音の変化をチェック

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