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AROMA「Witch Girl Pro」&「Witch Girl S」レビュー〜新しいブランド像を見せてくれるイヤフォン

岩井 喬

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2016年12月02日
AROMA(アロマ)は、ヘッドホン/イヤホンを愛する同好の士が集まってできた香港の新進オーディオブランドだ。誕生から2年も経っていない若い企業であるが、そのメンバーはいずれもポータブルオーディオのマニア。さまざまな製品を聴くうちに「自分たちが欲しいものを形にしたい」という想いが高まり、創業に至ったという。だからこそユーザー目線での製品開発が行えるわけであり、この点こそが同社最大の強みであるわけだ。

現在、AROMAは主にポータブル分野の製品開発を行っており、マルチウェイIEMやポータブルアンプ製品を中心に展開している。まだまだスタートしたばかりのブランドであるものの、個々の製品の個性を大事にし、リスナーの好みに応じた製品選びを楽しんでもらいたいという、オーディオマニアならではの設計思想を反映したラインアップが特徴だ。

このAROMA製品のなかでも、中核となっているマルチウェイ・イヤホンが「Witch Girl S」と「Witch Girl Pro」である。Witch Girl SはKnowles製の最新ユニットを用いた高域用×1基、中域用×2基、低域用×2基という3ウェイ・バランスド・アーマチュア型(以下、BA)5ドライバー構成を採用。

Witch Girl S

一方のWitch Girl Proは高域用BA×2基、中域用BA×2基、低域用ダイナミック型8mmドライバー×2基の、ハイブリッド3ウェイ6ドライバー構成となっている。

Witch Girl Pro

いずれのモデルも着け心地の良さは相当追求しており、オールハンドメイドで製造されるボディも多くのドライバーを積んでいることを思わせない収まりの良いサイズとした。

フェイスプレートとシェルには継ぎ目のないシームレスなつくりで、耳かけ用の形状記憶針金を仕込んだOCCケーブルもリケーブルに対応した着脱仕様となる。イヤーチップも一般的なシリコンタイプのほか、低反発のウレタンタイプ、そしてSpinFitタイプ、各々S/M/Lを用意。好みだけでなく、ユーザーごとに異なる耳孔サイズへ最適化できるよう配慮し、高い装着性への追求を行っている。

両モデルともフェイスプレートとシェルには継ぎ目のないシームレスなつくり

両モデルのサウンドをチェック

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