HOME > レビュー > ネットオーディオの革命? 総合音楽鑑賞ソフト「Roon」“実践”レビュー

TIDAL連携からクラシックでの検索活用まで

ネットオーディオの革命? 総合音楽鑑賞ソフト「Roon」“実践”レビュー

2016/02/22 逆木 一
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
DSDにも対応した多彩かつ高品位な再生機能を用意

ライブラリを徹底的に充実させたところで、存分に音楽を聴こう。Roonには、オーディオ的に高品位な再生を想定した様々な機能が用意されている。せっかく聴くならいい音で聴きたいので、まずは再生デバイスをきちんと設定する。ここは前回の記事でも触れたが、もう少し詳しく紹介する。

再生デバイスの設定は「Settings」の「Audio」から行う。PC、またはネットワークに接続されている機器が表示されるので、使用するには「Enable」を選択する。これで、選択した機器をZone(出力先)として使用可能になる。煩雑さは皆無で、ユーザーはUSB/ネットワーク問わず、ただ使いたい機器を「Enable」にするだけでいい。また、DoPの設定もここから行う。

(1)(2)接続した各USB-DACの設定 (3)ネットワーク接続された再生機器の設定(4)DSD再生の設定

USB-DACについては個別に、PCMのサンプリングレートの上限やDSD再生(PCM変換か、DoPか、ネイティブか)の設定を行う。DSD関連も含め、再生デバイスの設定は極めてシンプルかつ分かりやすい。

オーディオ出力の設定

設定した「再生デバイス」=「出力先」=「Zone」は、画面右下のスピーカーのアイコンから一覧で表示できる。Roonの画面に表示される再生情報は、ここでチェックの入っている出力先に対応する。

画面右下の“スピーカー”アイコンの下に表示されているのが、現在出力されているデバイス。アイコンをクリックすると、出力先一覧が表示される

Roonでは複数の出力先に対し、別々の音源を同時に再生することができる。すなわち上の画像では、LUMIN A1(AirPlay)、JPLAY(PCと接続したUSB-DAC)、System Output(PC本体の音声出力)の三つで同時に音楽再生を行っている。なお音源の再生は、チェックを入れた出力先に対して行われる。下の画像では画面左下に「Playing to iFI nano iDSD」と表示されている。

出力先が画面左下に表示されている

次ページRoonでネットワークオーディオが構築できる

前へ 1 2 3 4 5 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE