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ボイスガイド機能を新搭載

【レビュー】ボーズの “Bluetoothスピーカー”第2世代機「SoundLink Mini II」は何がすごい?

2015/07/15 山本 敦
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新搭載のボイスガイド機能を設定

まずは本体を設置してみよう。商品を購入すると、パッケージにはイラスト付きのスタートアップガイドが封入されている。この辺りのシンプルながらも丁寧なユーザーケアは、ボーズの「3・2・1」や「Lifestyle」などホームシアターシステムのシリーズで培ってきたノウハウがベースになっているのだろう。

パッケージにはイラスト付きのスタートアップガイドが封入されている

今度のSoundLinkは音声によるナビゲーションが付いた。ワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones(関連ニュース)」にも採用されているボイスガイド機能だ。

電源を投入後、最初にボイスガイドの言語選択を行う。天面に並ぶマルチファンクションボタンを押してから、プラス/マイナスボタンで言語を切り替えて「日本語」を選ぶ。「ペアリングができます」というガイドに従って、スマホなどソース機器のBluetooth機能をオンにして、一覧に表れる「Bose Mini II SoundLink」を選択。

天面には全部で5つのボタンが配置されており、中央がマルチファンクションボタン

ペアリングが成功すると、スピーカーがスマホの機種名、または特定の名前が付いていればその名前を読み上げてくれる。英語に比べると日本語の発音は少したどたどしくて最初の頃は違和感を感じるけれど、段々それが可愛らしく感じられるようになってくるから不思議だ。

本体の天面には全部で5つのボタンが配置されている。中央が新しい「マルチファンクションボタン」で、ヘッドホンやイヤホンのシングルボタンリモコンと同じファンクションが与えられている。シングルクリックで再生・停止、ダブルクリックで曲送り、トリプルクリックで曲戻しとなり、iPhoneをペアリングした状態で長押しするとSiriが起動。スピーカーにはマイクが内蔵されているので、ボイスコマンドをスピーカー経由で入力してiPhoneの楽曲操作やWeb検索ができる。

当然ながらハンズフリー通話にも対応している。電話がかかってくると音楽再生を一端中断し、通話先を読み上げる。ボタン1つでそのまま通話が可能。通話が終了するとボイスコマンドで「通話が終了しました」とお知らせして音楽が再開される。なおAndroidスマホの場合はマルチファンクションボタンの長押しでボイスダイアルが起動して、ハンズフリー通話がかけられる。

ワイヤレス機能のないオーディオプレーヤーと接続ができるよう初代機にも付いていた外部入力を継承。天面の「AUX」ボタンが無くなっているが、新機種では側面に設けたアナログステレオミニ端子にケーブルをつないでから、本体の電源ボタンを押せばAUXランプが点灯して外部入力が可能になる仕組みだ。

側面にステレオミニ端子とUSB端子を備える

外部入力時はAUXランプが点灯

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