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ボイスガイド機能を新搭載

【レビュー】ボーズの “Bluetoothスピーカー”第2世代機「SoundLink Mini II」は何がすごい?

公開日 2015/07/15 10:00 山本 敦
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iPhone 5sやXperia Z2とペアリングして試聴

今回はiPhone 5sやXperia Z2とペアリングして、CDリッピングの音源を中心に聴いてみた。なおペアリングは8台までの機器登録ができて、マルチポイント接続にも対応している。

10畳ほどの部屋で鳴らしてみたが、部屋一杯に音楽が満ちるほどパワーは十分。オリジナル・ラヴの「エブリデイ エブリデイ」ではボーカルの音像を力強くビビッドに描く。打ち込みと生楽器による綿密に作り込まれたアンサンブルは、ただ正確に再現されるのではなく、思わず踊り出したくなるようなグルーブ感と一緒に蘇ってきた。

オリジナル・ラヴ「エブリデイ エブリデイ」

ウィル・スミスのアルバム『Greatest Hits』から、DJ Jazzy Jeffとのコラボレーションによる「The Fresh Prince of Bel-Air」では、ウィル・スミスによるメリハリの効いた切れ味鋭いラップのダイアローグと、タイトに引き締まった低域の弾けるようなリズムの掛け合いが実に気持ち良かった。

ノラ・ジョーンズのアルバム『The Fall』から「Chasing Pirates」では、濃厚なボーカルに包み込まれる。ナチュラルで明るく柔らかいハイトーンも聴かせてくれる。

ノラ・ジョーンズ『The Fall』

ミロシュ・カルダグリッチのアルバム『Latino Gold』から「Danza Brasilera」では、弦を爪弾く繊細なタッチを正確にトレースしながら、ボディの共鳴によるハコ鳴りの余韻も贅沢に膨らませる。音符のフォーカスがキリッと定まっていて、一音一音が鮮明に浮かび上がってくる。まるでアーティストに対面しながら演奏を聴いているようなリアリティだ。

パット・メセニー・グループの『Still Life(Talking)』から「Last Train Home」では冒頭のワイヤーブラシによるドラムスの乾いたリズムを起点に、段々と雄大な情景が浮かんでくる。エレクトリック・シタールの音色に粘り気があってとてもセクシーだ。余韻の階調感もきめ細かい。

SoundLink Mini Bluetooth speaker II(パール)

ボーカルや楽器それぞれの音色をくっきりと描き分けながら、一体感あふれるグルーブを紡ぎ出す音楽性の高さと、初代機でも評価の高かったサイズを超える重低音がこのスピーカーの持ち味だ。プライベートルームでの音楽リスニングや旅のお供にも最適なワイヤレススピーカーとして、再びヒットを飛ばすに違いない。

(山本 敦)

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