一条真人の体当たり実験室

誰もやらないなら俺たちが! ソニー「音の良いmicroSDカード」いまさらブラインドテスト

一条真人とファイル・ウェブ編集部

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2015年04月16日
発表当初からいろんな意味で盛り上がった、ソニーの“音の良いmicroSDカード”「SR-64HXA」(関連ニュース)。すでに発売されており、ゲットした読者も中にはいるだろう。

右が“音の良いmicroSDカード”「SR-64HXA」、左が通常のmicroSDカード

もちろんメディアにおいても、発表当日に掲載した当サイトを始め、いろいろなところにレビューが載っている。だが、それらの記事に対して「ブラインドテストやれよ」「プラシーボ乙」など、厳しい声が一部にあったのも事実。これだけ需要があるなら誰かブラインドテストやるかな、と思っていたが、なぜかどの媒体もやっていないようだ。

どうしたものか思案していたが、その後、音の良いmicroSDの話題は予想通り沈静化。トピックとしてはかなり“今さら感”が出てしまったので、とりあえず放っておいた。そんなある日、たまたまITライターの一条真人氏と電話していたら、このmicroSDカードの話になった。

一条氏と言えば、以前当サイトで行ったハイレゾブラインドテストで、ハイレゾを聴き取れなかった過去を持つ人物だ。

ところが他サイトのレビュー記事を読んだら、ハイレゾウォークマンの音質差を「俺は0.001秒でわかった」などと豪語している。もしかしたら最近、急に耳が良くなったのかもしれない。

ダメ元で「実は会社に、そのmicroSDカードがあるんですよ。ブラインドテストやってみませんか? …あ、でも一条さん最近音の仕事あるしムリですよね」と誘ってみた。すると「面白いですね。誰もやってないんですか? だったら俺がやってやりますよ!」と即断。…毎度のことながら守りに入らない、体当たりの姿勢に感服させられる。

しかし、本当に大丈夫なのだろうか? ブラインドテストをやって、やっぱり違いがわかりませんでした、という結果にならないだろうか。その可能性は十分あり得る、というか、かなり高そうな気がするのだが…。

…いや、考えてみたら一条氏はそもそも、ハイレゾを聴き取れなかった男なのである。圧縮音源とハイレゾの違いがわからなかったのに、SDカードの音質差を当てられたら、それはそれですごいことと言えるかもしれない。

話題としてはいまさら感がありまくりだし、あまり盛り上がらないかもしれないけど、一条氏が男気見せてくれるなら、やってみるか、ブラインドテスト!

…こんな逡巡と経緯を経て、迎えた取材当日。一条氏はいつものように元気いっぱいで登場した。メガネはいつにも増して曇っており、テンションの高さが浮き彫りになっている。


試聴室の前で「ここですよ、ここ!」ドッキリを仕掛けるレポーターのような表情。被験者は一条氏本人なのだが…

満面の笑みで「こんちはー」。部屋に入るやいなやメガネが曇り始める一条氏。今回のキャップはロサンゼルス・レイカーズ

今回のテスト条件はこんな感じ!

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