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<山本敦のAV進化論 第32回>

【レビュー】これぞAVファン向け格安SIM − YouTubeもリモート視聴も見放題「ぷららモバイルLTE」

公開日 2014/11/19 11:18 山本 敦
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通信キャリアのLTEサービスでは、1ヶ月間のデータ通信量があらかじめ決められた容量を超過すると、128kbpsに通信速度が制限される。今回使ったソニー製レコーダーを例に取ると、リモート視聴の1時間あたりの通信データ量の目安は、360P画質で567MB/1時間となり、1日の通信量制限となる1GBにはおよそ1時間40分の視聴で到達してしまう。多くの方の月次制限量となる7GBには、約12時間で到達する。

360Pの画質設定でLTE経由のリモート視聴をチェック

時折通信が途切れることもあったが、概ねスムーズに視聴できた

最新モデルのBDZ-ET1200が搭載する「快適視聴モード」を利用した場合も、「VGA1.0M」に設定して生成された録画ファイルは360Pで1時間視聴したデータ量は約510MBと、こちらも2時間見続ければ1日分の制限量を超えてしまう。テレビのリモート視聴を快適に楽しむなら、こういった制限がないぷららモバイルLTEの定額無制限プランは非常に魅力的だ。

MVNOのユーネクストも、同社の通信サービス「U-moble」に11月1日からLTEデータ通信の使い放題プランを月額2,480円(税抜)で追加した。ただし、こちらは速度・容量の無制限が基本的にはないサービスとしているが、Webサイトの注記をよく読むと「一定期間継続的に大量のデータを送受信するなど、帯域を占有し他のユーザの利用品質に影響を与えるような利用法をされた場合には、通信制限をかけさせていただく場合がございます」と記載されている。例えばリモート視聴を一定時間利用したら、いつの間にか容量制限がかけられているということも可能性としてはある。

では、ぷららモバイルLTEのサービスには本当に容量制限がないのだろうか。試しにBDレコーダーに録画したテレビ番組を「外からどこでも視聴」を使って、通信容量が1GBを超えるあたりの2時間を超えて視聴してから数時間後、あるいは翌日に速度を測っても、通常通り3Mbps前後の上下通信速度が出た。

ただ、今回SIMカードを試用した2週間ほどのテスト期間中、ランダムに速度を測ってみたところ、ネットワークのコンディションによっては1Gbps前後に落ちることもあった。「外からどこでも視聴」の場合、360Pの画質で視聴するためには実行速度が最低1.5Mbpsは必要とされているので、テスト時には時折通信が途切れて映像がフリーズすることもあった。180Pの画質にすればスムーズに視聴ができた。

ハイレゾ音源の購入・ダウンロードはどうだろうか。Xperia Z2では「mora」アプリを使って、音楽配信サイト「mora」から直接ハイレゾを含む音楽コンテンツがダウンロードできる。ストアから椎名林檎のアルバム「日出処」を購入し、直接ダウンロードをしてみた。アルバムのデータ容量は約1.74GB。結果、ダウンロードは成功しなかった。何度かトライしてみたが、ダウンロードのゲージが1%を超えないまま途中でエラーが返されてうまくいかなかった。

moraでハイレゾの楽曲をダウンロードしようとすると「5〜10分のダウンロード時間がかかる」というアラートが表示されるが、自宅の無線Wi-Fiに切り替えてダウンロードしたところ、下り最大速度33Mbps前後の環境で約13分ほどかけてアルバムのダウンロードが完了した。どうやら3Mbpsの下り速度ではやや厳しそうだ。


moraで購入したハイレゾのアルバムをダウンロード

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