<山本敦のAV進化論>第21回

【レビュー】Wi-Fi内蔵SD「Eyefi Mobi」を試す ー デジカメ・スマホ・クラウド連携で写真撮影がさらに便利に

山本 敦

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2014年08月21日
スマホのカメラ機能が進化した結果、コンパクトデジカメが売れなくなった。その中で何とか戦おうと、デジカメは撮像素子の大きさや光学ズーム機能、ハイレベルな手ブレ補正など、専用機ならではの進化を続けている。

一方、インターネットにつないで写真をシェアしたりSNSにアップロードする機能にはスマホが長けている。ユーザーとしてはデジカメとスマホの使い勝手を「いいとこどり」できたら嬉しい。そこで今回は、そんなユーザーの思いを叶えてくれそうな、米EyefiのWi-Fi内蔵SDHCメモリーカード「Eyefi Mobiカード」をレポートしてみたい。

無線LAN内蔵SDHCカード「Eyefi Mobi」


■ワイヤレスで写真データをスマホに同期&クラウドに保存

Eyefi Mobiカードは本体に無線通信機能を搭載したSDHCメモリーカード。無線機能を内蔵しないデジカメでも、このカードで撮影すれば、写真データをWi-Fi経由でスマホやタブレット、PCへ転送できる。モバイル用には「Eyefi Mobi」アプリ、PC用にはWebアプリも独自に開発されたものが用意されている。それぞれワイヤレスでのデータ転送管理や、アーカイブした写真の閲覧・整理がアプリ上で簡単に行える。カードの転送速度は「Class10」に対応。容量は32GB/16GB/8GBの3サイズが揃う。

iPadに入れたアプリと連動して、カメラで撮影した映像をワイヤレスで取り込んでいるところ。ライブでの転送の他に、前回取り込んだ後に撮影された写真を次回の接続時にまとめて転送することもできる

デジカメで撮って、ワイヤレスでスマホに送って、ついでに写真データをクラウドにバックアップしておけたら最高だ。そんなユーザーのリクエストに応えるサービスもEyefiは用意。今年の7月から日本国内でも「Eyefiクラウド」のサービスがスタートしたのだ。

Eyefiクラウドは、大ざっぱに言えば、カメラからスマホやタブレットに転送された写真を、同時に容量無制限のクラウドストレージにバックアップできるというものだ。クラウドに保存された写真は、さらにEyefi Mobiアプリをインストールし、ユーザーのアカウントに紐付けられた全てのデバイスへシェアできる。Eyefi Mobiカードを購入すれば90日間の無料お試し期間が付いてくる。以降の継続利用料金は年間5,000円(税込)。

同じクラウドのアカウントに紐付けられたデバイスどうしなら常時同じ写真を共有できる

今回は16GBのEyefi Mobiを用意して、デジタル一眼で撮影した写真を、モバイルアプリをインストールしたiPad/iPhoneに同期して使い勝手を試した。なおEyefi MobiのアプリはAndroid版もリリースされている。どちらのプラットフォームもアプリは無料でダウンロード可能だ。

ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D3300」と一緒に使ってみた

普通のSDカードと同じくスロットに装着


ニコンのD3300はEyefi連動機能を内蔵しており、メニューからステータスをONにしておくことで利用可能。ちなみに連動機能を搭載しているカメラの場合は、写真データが転送されるまでカメラの電源がオフにならないようコントロールしたり、ディスプレイに転送状況をアイコンで知らせるなど使い勝手が高まる

Eyefiカードを入れると背面モニターにアンテナのアイコンが表示される

■機器間転送からクラウドへのアップまでスムーズな流れ

まずはiOS機器にEyefi Mobiアプリをインストールして起動。画面に10ケタのアクティベーションコードを入力するとiOS機器とEyefi Mobiカードをペアリングするためのプロファイルがインストールされる。

パッケージに添付されてくるカードの裏面にアクティベーションコードが記載されている

iPhone 5sで使ってみた

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