[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第85回】USB-DACがネットワークプレーヤーに変身! SOtM「sMS-100」を試してみる

高橋敦

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2014年05月09日

■sMS-100の詳細に迫る!接続方法は?

sMS-100は具体的には、DLNA、AirPlay、SqueezeLite、MPDという4つのネットワーク再生規格に対応しており、それらを切り替えて利用できる。

▼DLNAについて
DLNAは、ネットワーク再生一般の実質的な標準規格。おおよそのネットワークプレーヤーはこれに準じている。例えばスマートフォンのDLNAコントローラーアプリで操作して、NASに保存してある音楽ファイルを再生するといったことも可能。その場合はパソコンは起動させる必要がないというのもポイントだ。

▼AirPlayについて
AirPlayはApple製品に搭載されている、LANを利用したリモート再生機能。iPhoneに入れてある音楽をsMS-100にワイヤレスで飛ばして再生するといったことが可能になる。

▼SqueezeLiteについて
SqueezeLiteはロジテック、日本で言うところのロジクールが展開しているネットワーク再生環境におけるクライアント(再生側)アプリ。パソコンにLMS(Logitech Media Server)というサーバーアプリをインストールして、それを再生ソースにする。再生操作はパソコンのブラウザ内にiTunes的な画面が表示されるので、そこから行える。ちなみにロジクールは現在Ultimate Earsの親会社であるので、オーディオファンにも実はなじみが深いかも。

▼MPDについて
MPDは、VortexBox というサーバー環境にアクセスしてネットワーク再生を実現するためのモード。まあこれは、多くのユーザーには関係なさそうだ。

まあ何はともあれ試していこう。ではまずは物理的な接続。

1)本機に電源アダプタを接続!
2)本機のLAN端子とルーターをLANケーブルで接続!
3)本機のUSB端子とUSB-DACをUSBケーブルで接続!

以上だ。超簡単。

今回は手持ちの機材の関係上、USB-DAC/ヘッドホンアンプのCONCERO HPと合体。重ねるのにちょうどよいサイズだった

本機には接続端子の他にはスイッチ等も何もない。なので「スイッチで設定が必要でそれを間違うと正しく動作しない」なんてことはないわけだ。

注意点としては、本機にはUSB端子が3基用意されているが、実際に利用できるのは1端子のみだ。3端子搭載されている基板を流用したためにこのような仕様になっているとのこと。なお流用とはいっても、それをベースに電源やフィルターを強化してあるカスタマイズ基板。

また、今回接続したCONCERO HPはUSBバスパワー駆動の製品だが、その動作に特に問題はなかった。

設定手順も解説!Logitech Media Serverをパソコンにインストールしよう

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