USBケーブル交換も効果アリ

【レビュー】超小型192/24対応ポタアン「DacMagic XS」自腹購入記

山本 敦

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2014年01月22日
ヘッドホン・イヤホン、およびその周辺機器への関心は、2014年もますます高まりそうだ。最近では「ハイレゾ対応」が勢いを牽引する大きなファクターの一つになっていて、ハイレゾ対応のDAC内蔵ヘッドホンアンプにもハイエンドからエントリーまで様々な種類の製品が登場している。

中でも2012年秋にAudioQuestが発売したUSBメモリーサイズの「Dragonfly」をはじめ、ノートPCと一緒に手軽に携帯できる超小型のDAC内蔵ポタアンは、エントリー層を含む音楽ファンにハイレゾ再生環境を提供する注目カテゴリーになると考えている。今回は最近筆者が購入した、英ケンブリッジ・オーディオの192/24対応ポータブルヘッドホンアンプ「DacMagic XS」の音質や使い勝手をレポートしたい。

Cambridge Audioの192/24対応ポタアン「DacMagic XS」


■「DacMagic」シリーズの新ポタアンに注目した理由

ケンブリッジ・オーディオのDAコンバーター「DacMagic」シリーズと言えば、2010年発売の初代機「DacMagic」がデスクトップでハイレゾが楽しめるDACとして注目を浴び、2012年にはヘッドホンアンプを加えた「DacMagic Plus」が登場。コンパクトサイズの「DacMagic 100」とともに、ヘッドホンやイヤホンでハイレゾを楽しむ環境を広げてきた。筆者も最初に「DacMagic Plus」を聴いた際から、その音が好みだったため、ずっと気になっていたが、昨秋のインターナショナルオーディオショウで「DacMagic XS」が出ることを知り、以来発売を心待ちにしていた。価格が2.8万円前後と手頃だったことも購入の決め手になった。

ハイレゾ再生は最大192kHz/24bitまでのPCM形式をサポート。MacBook Airと一緒に常時持ち歩けるマッチ箱大のサイズで、キャリングポーチも付いてくる。ハイレゾ音源のリスニング以外にも、デスクワークをしながらインターネットラジオを聞いたり、出張先でスカイプを使う機会も多いので、なるべくコンパクトに持ち歩けるポタアンが欲しかったのだが、本機なら例えば飛行機の座席トレイの上に、PCと一緒に乗せても幅を取らなそうなので、旅行や出張にも活躍しそうだ。

PCとの接続は本体直挿しのUSBメモリースティックタイプではなく、microUSBケーブルが必要になる。直挿しに比べケーブルを持ち歩く手間が増えるといえば確かにそうなのだが、逆に言えばケーブル交換も楽しめるとポジティブに捉えた。


ミニマルでスタイリッシュなデザイン

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