HOME > レビュー > 【第50回】にわかに熱いニュージャンル、“USBスティック型ヘッドホンアンプ”3機種聴き比べ

[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第50回】にわかに熱いニュージャンル、“USBスティック型ヘッドホンアンプ”3機種聴き比べ

公開日 2013/06/21 12:20 高橋敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

まとめ:3モデルそれぞれの特徴をおさらい

というわけでUSBスティック型ヘッドホンアンプの注目3モデルを一挙に紹介させていただいた。最後にそれぞれの印象を復習しておくと…

audio-technica「AT-HA30USB」(実売1万6,800円)
 ・よい具合のボリューム感があって楽しい低音
 ・中高音もクリアで低音に負けない

AudioQuest「Dragonfly」(実売2万2,800円)
 ・凝縮感のあるタイトで力強い低音
 ・細かな音も埋もれさせない高い解像感

M2TECH「hiFace DAC」(実売3万4,800円)
 ・力感や解像感などを声高には主張しない自然な表現
 ・聴き込めば聴き込むほどに応えてくれる深い描き込み

…といったところだ。実際に聴いてみると、あらかじめ期待していた以上に三者三様の個性があり、ヘッドホン/イヤホンユーザーの様々な好みに対応してくれそうだと嬉しく納得できた。お手軽アイテムでヘッドホン/イヤホン環境をパワーアップしたい方にはぜひ注目してほしい。


高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。


[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域 バックナンバーはこちら

前へ 1 2 3 4 5

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE