音質・画質・使い勝手を徹底チェック

【レビュー】全面刷新した第5世代「iPod touch」の実力をチェック

編集部:風間雄介

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2012年10月12日
iPod touchが第5世代機に進化し、10月9日に発売された。まだ一般量販店では販売が開始されていないようだが、アップルストアなどで在庫があれば入手することができる。内蔵フラッシュメモリーは32GBと64GBの2種類。価格は32GBモデルが24,800円、64GBモデルが33,800円だ。

第4世代機は2010年に登場し、価格などを下げながら約2年間販売を継続したため、今回の新モデルは久しぶりの新機種ということになる。iPod touchがiPodファミリーの主軸製品となって久しいが、それだけに今回の新モデルは相当力の入った内容となっている。注目製品の使い勝手、画質、音質などの実力をくわしくチェックしていこう。

まず注目したいのは、デザインが全面的に刷新されたことだ。一目で分かるのは、画面サイズが大型化・ワイド化されたこと。また背面は酸化皮膜処理したアルミニウムを採用し、カラーはブラック/シルバー/ピンク/イエロー/ブルーの5色を用意。ほかに「(PRODUCT)RED」もアップルストア限定カラーとして用意される。

第5世代iPod touch

本体色は5色を用意する

画面サイズは4インチになり、解像度は1,136×640ピクセルと、iPhone 5と同様。IPS技術が採用されている。コントラスト比は800対1、最大輝度は500cd/m2と、スペック上はiPhone 5と変わらない。

コネクターもiPhone 5と同様、これまでの30ピンDockコネクターから、8ピンのLightningコネクターに変更され、本体底部に配置している。Lightningは30ピンコネクタに比べ大幅に小型化したが、これも本体の小型化・薄型化に寄与したものと思われる。またLightningはリバーシブル設計のため、表と裏という概念がない。なお既報の通り、Lightningはデジタル出力しか行えない。アナログ音声入力対応の機器を使うには、別売りのLightning - 30ピンアダプターやケーブルが必要となる。

底部の真ん中にLightning、その両脇にスピーカーとイヤホンジャックを装備する

電源ボタンは上部に配置

イヤホン端子はそのLightningの左側に設けられている。これまでのiPod touchやiPhone 5と同じ位置だ。なおスピーカーはモノラルで、Lightningの右側に配置している。

ボリュームのアップダウンは本体左側面に配置する

プロセッサーはこれまでのA4チップからA5チップに変更された。これはiPhone 4Sと同じもので、iPhone 5のA6と比べると一世代前のものだが、iOS 6と組み合わせた際のスムーズな操作感覚はいまだに高いレベルにある。実際にウェブブラウジングを行ったり、ゲームを遊んでみたりなど様々な操作を行っても、当たり前のことだが、4Sと同レベルのスピードでサクサク操作できた。

そのほかWi-Fiが新たに5GHz帯に対応したこと、Siriが利用可能になったことも覚えておきたいポイントだ。またBluetoothのバージョンは第4世代機の2.1 + EDRから4.0に進化した。カシオ“G-SHOCK”などのBluetooth 4.0対応機器(関連ニュース)も利用できるだろう。

本機のケースもアップル製品らしくスタイリッシュだ

内容物もシンプル。イヤホンとLightningケーブル、そしてストラップを同梱する

大幅に薄型・軽量化し持ちやすいデザイン

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