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アプリ開発者向けに

ソニー、メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass」を10万円で3月発売

公開日 2015/02/17 16:13 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、対応スマートフォンと連携し、テキスト、シンボル、画像等の情報を視界に重ねて表示する、透過式メガネ型端末“SmartEyeglass Developer Edition(スマートアイグラス・デベロッパーエディション)”「SED-E1」を日本、アメリカ、イギリス、ドイツにおいて、アプリ開発者に向けて3月下旬より発売する。日本での価格は10万円(税抜)(※2015/3/9追記:記事初出時、発売日は3月10日と発表されていましたが、その後ソニーより発売日の訂正がございましたので内容を更新しました)

“SmartEyeglass Developer Edition”「SED-E1」

「SmartEyeglass」は、昨年のCESやIFAで海外発表し、その後に9月19日から日本国内でもソフトウェア開発用SDKを提供開始していたメガネ型ウェアラブル端末(関連ニュース)。シースルータイプの各種センサー内蔵メガネ型デバイスと、タッチセンサー&バッテリー内蔵コントローラーの2ピース構成。Android4.1以上のスマートフォンとBluetoothもしくはWi-Fiでワイヤレス接続して、アプリによって様々な機能を提供するスタイルを採る。

利用イメージ

このたび、さらなるアプリケーションの探索と充実のため、「SmartEyeglass Developer Edition」として日米英独でアプリ開発者に向けて発売。産業用途のアプリ開発を促進するために、法人顧客に向けては、フランス、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、スウェーデンでも購入が可能。アプリケーション開発支援サイト「Sony Developer World」のSmartEyeglass専用ページを通じて販売する。

ハードウェアの提供開始と合わせて、昨年9月より先行リリース版として提供をしているソフトウェア開発キット(SDK)を更新して、正式リリース版のソフトウェア提供を開始。

同社では、AR(拡張現実)を組み合わせて本機を利用することで、例えば製造現場での作業指示や警備現場での事故情報表示など、業務用途でも活用が期待できると紹介。民生用途の活用シーンでは、スポーツ観戦中に選手情報を得ることや、イベント会場での関連するSNSメッセージの表示、観光地でのガイド情報表示などにより、より便利に楽しくする情報が入手できるとしている。

同社では「2016年内に一般ユーザーや法人顧客に幅広く『SmartEyeglass』を提供することを目指し、商品化に向けて今後開発を加速していく」としている。

なお、2月27日(金)〜3月8日(日)までソニーストア名古屋、3月11日(水)より約2ヶ月間はソニーストア直営店舗(銀座・大阪・名古屋)で実機を展示。装着感や表示、アプリのデモンストレーションを体験できるようにする。

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