FIIO、6N銀メッキ単結晶銅にクライオ処理を施したイヤホン用ケーブル「LS-RC 2026」
エミライは、FIIOブランドより、6N銀メッキ単結晶銅に-192度クライオ処理を施すことで高音質化を図ったイヤホン用ケーブル「LS-RC 2026」を10月17日に発売する。オープン価格だが、税込17,600円前後での実売が予想される。
純度99.99998%の6N OCC単結晶銅に銀メッキを施した導体を採用し、さらに液体窒素を用いて-192度という超低温環境下に置く深冷処理(クライオ処理)を7日間にわたり施したイヤホン用ケーブル。
酸素や水素などの不純物が少ない導体に連続した超低温プロセスを行うことで、金属分子の構造が変化し、素材内部の応力が急速に取り除かれることで、銅の電気的特性が大きく向上するという。
そして導体内の電子が原子間をより自由に移動できるようになり、音声信号の「粒状感」を効果的に低減するとのこと。信号伝送時のわずかな抵抗も最小限に抑えると同社はアピールしている。
ケーブルは8芯編み込み構造で、0.08mmの高純度銅の素線を1芯あたり18コア、合計144コア使用。各銅線は個別に絶縁している。これによって導体全体の実効表面積を効果的に拡大し、導体断面積は25AWG相当を実現したという。
外皮(シース)には、ドイツから輸入した半透明の環境配慮型TPU素材を採用。優れた耐摩耗性と高い耐老化性を備える素材で、ラボでの耐候性試験では、低温環境下でも柔軟性を保ち、黄変や劣化の兆候が見られないことを確認しているという。
プレーヤー側との接続端子部にはストレート形状のツイストロック式交換プラグを採用。3.5mmシングルエンドプラグと4.4mmバランスプラグを同梱しており、機器や好みに応じて付け替えられる。また、イヤホン端子側には0.78mm/2ピンコネクター(フラットカットタイプ)を採用している。

独自の金型で成形したアングル形状のイヤーフックによって装着感にも配慮。そのほか、イヤホン側端子、Y字分岐部パーツ、オーディオプラグのすべてに高硬度ステンレススチールを採用し、手作業で鏡面研磨を施したうえでPVDコーティング処理を実施することで、耐摩耗性と耐酸化性を高めている。

