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銀メッキ高純度単結晶銅120本使用の「LC-RB」も

FiiO、3種類の導体を編み込んだハイブリッドMMCXケーブル「LC-RE Pro 2022」。交換式プラグも搭載

公開日 2022/10/07 10:00 編集部:成藤 正宣
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エミライは、同社取り扱いブランドFiiO Electronicsから、MMCXコネクターと交換式プラグを採用したイヤホン用ケーブル「LC-RE Pro 2022」「LC-RB」2モデルを、2022年10月14日より発売する。価格はいずれもオープン。

・「LC-RE Pro 2022」:市場想定価格税込35,200円前後
・「LC-RB」:市場想定価格税込8,580円前後

「LC-RE Pro 2022」

「LC-RB」

いずれもイヤホン側端子にMMCXコネクター、再生機器側端子に交換式プラグを採用するイヤホン用ケーブル。交換式プラグは3.5mmステレオミニ/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3種類が付属し、プレーヤーやアンプを選ばず接続できるとしている。

2モデルとも交換式プラグを採用。ツイストロック構造でプラグの先端部分だけ着脱することができる(画像はLC-RE Pro 2022のプラグ)

「LC-RE Pro 2022」は、従来モデル「LC-RE Pro」をさらに進化させた、同ブランドの新たなリファレンスグレードのイヤホンケーブルと位置づけられるモデル。金メッキ単結晶銅/純銀/単結晶銅の3種類の導体を織り交ぜたハイブリッド構成を採用する。

編み込まれた8本のケーブルには、従来モデルの1.5倍にあたる合計360本の芯線を使用。ケーブル1本につき、金メッキ単結晶銅芯線を10本、純銀芯線を15本、単結晶銅芯線を20本束ねており、スピード/暖かみ/ディテールのバランスを最適化したという。ケーブル長は約1.2m(プラグ部含む)。

3種類の導体の芯線を合計360本使用

ケーブルを覆うシースには、環境にも配慮したドイツ製の医療グレードTPU素材を採用。光沢と透明感があるだけでなく、経年にともなう変色(黄変)や低温環境下での硬化に強く、長期間安心して使い続けられると謳っている。MMCXコネクターは、シェルの素材として医療用316Lステンレスを採用し、高い耐久性を確保。また、イヤホンの耳掛け装着時の取り回しに配慮し、角度をつけた形状としている。

黄変や低温での硬化に強い、ドイツ製医療グレードTPU素材をシースに採用

MMCXコネクターにはステンレス合金を用いた

「LC-RB」は、銀メッキ高純度単結晶銅導体のケーブル4本を編み込んだモデル。編み込んだケーブル1本につき30本の芯線を束ねており、合わせて計120本の芯線を使用。信号の伝送効率を大幅に高めることで、広大で精密な音場とクリアな音質を再現するとのこと。ケーブル長は約1.2m(プラグ部含む)。

ケーブルシースにはドイツ製の医療グレードTPU素材を採用。透明感に優れるだけでなく、経年にともなう黄変や低温環境下での硬化にも強く、銀メッキ導体の美しい見た目を長期間保つことができるとしている。MMCXコネクターには頑丈かつ高品質な部材を使用するとともに、赤/青のリングをつけることで左右の判別をしやすくしている。また、イヤホンの耳掛け装着時の取り回しに配慮し、角度をつけた形状としている。

「LC-RB」のMMCXコネクターは、左右を見分けやすい色付きリングを配置する

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