NiPO、MagSafe対応ポタアン新作「A200PRO」。カセットテープを思わせるレトロなデザイン
オリオラスジャパンは、同社が取り扱うNiPO(ライポ)のUSB-DAC「A200PRO」を7月24日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込89,980円前後での実売が予想される。カラーはゴールド、ブラックの2色。
A200PROは、 MagSafe対応のUSB-DAC/アンプ。スマートフォン背面に取り付けて使用できるようにすることで、スマートフォンの利便性をそのままに、本格的なポータブルオーディオ再生を追求した。
前作「A100」が提案した「スマートフォンを本格再生機へ引き上げる」という思想を継承し、出力性能や電源設計、携帯性などを全面的に向上させた。
本体にはカセットテープを思わせるレトロなデザインを採用。表面には汚れを簡単に拭き取れる指紋防止コーティングを施している。
DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AK4497SVQ」を採用。滑らかで自然な質感や音楽的な厚みを目指した。
DAC部には、フラグシップDAP「N2」で培われた技術をベースに、フルディスクリート構成による改良型カレントミラー回路を採用。
DACチップが出力する最大5mAの電流をフルディスクリートの改良型カレントミラー回路で直接受け渡し、I/V変換と低位相ノイズクロック、独立電源設計と組み合わせることで情報量を損なうことなく高精度で引き出すという。
デジタル信号のクロック部には、米国Accusilicon社の低位相ノイズ水晶発振器「AS318-Lite」を採用。電源および周辺回路から水晶発振器へ及ぶ干渉を大幅に低減し、安定した動作環境を構築した。
アンプ部には、優れた追従性と低ノイズ性能で評価が高いという「SGM8262」を2基搭載。32Ω負荷時に実測で片チャンネル最大1,620mWの高出力を実現した。また、複数の超低ノイズ電源や超低ESRミリタリーグレード・タンタルコンデンサーも備えている。
スマートフォンから放射されるRF信号の影響を抑えるため、20種類以上の磁気ビーズから専門エンジニアの知見を投入したRF耐干渉設計を採り入れた。ヘッドホン出力部へのアイソレーションおよびCLC多重フィルタリング技術により、最大55dBの減衰性能を実現したとしている。
本体には0.87型の高輝度OLEDディスプレイを備え、再生情報や設定状態のリアルタイム確認、ゲイン切り替えや各種設定の直感的な操作が行える。イヤホンなどの直接駆動に加え、ライン出力と同軸デジタル出力にも対応する。
UAC2.0モードとUAC1.0互換モードのデュアルプロトコル切り替えに対応しており、ゲーム機や旧機器など幅広い環境で接続できる。対応フォーマットは最大でPCM 768kHz/32bit、およびネイティブDSD512(22.6MHz)をサポートする。
バランス出力時で最大約12時間の連続再生に対応。3,900mAhの高密度リチウムイオンバッテリーを内蔵し、オーディオ用USB端子とは別に独立充電ポートを搭載した。
MagSafe対応端末への固定用として、N52グレードのネオジウム磁石を採用してスマートフォン背面に安定して装着できる。また、MagSafe非対応のスマートフォンやケースでも使用できるようにメタルシートが2種類付属する。
入力端子はUSB Type-C、出力端子は3.5mmステレオミニと4.4mmバランスを搭載。厚さは約11mmで、質量は約112g。USB高速信号の伝送品質と扱いやすさを両立するため、専用設計の両端L字型Type-Cケーブルも同梱する。


