Burson Audioの取り扱いが完実電気に移管。ヘッドホンアンプ3モデルを新発売
完実電気(株)は、オーストラリアBurson Audio(バーソン・オーディオ)の国内輸入代理店業務を、(株)アユートから継承することをアナウンス。修理/サポート業務は本日2026年2月6日(金)から、販売業務は2月20日(金)から開始する。
また販売業務開始に合わせて、DAC内蔵ヘッドホンアンプの新製品3モデルを発売する。価格はいずれもオープン。ラインナップおよび予想実売価格は以下のとおり。
・DAC内蔵ヘッドホンアンプ「Conductor Voyager」:税込855,560円前後
・DAC内蔵ヘッドホンアンプ「Conductor GT4」:税込653,890円前後
・DAC内蔵ヘッドホンアンプ「Playmate 3」:税込210,230円前後
Burson Audioは、オーストラリア メルボルンにて設立されたオーディオブランド。2014年11月からアユートが輸入代理店業務を務めてきたが、この度代理店契約の終結により、完実電気に業務が移管される格好となる。
一切の妥協を排した「ピュア・アナログ」思想のもと、独自のディスクリート設計にこだわる点がブランドの特徴。信号の鮮度を徹底的に守り抜くディスクリート設計と、力強さ/繊細さを両立させるクラスAアンプを融合し、音楽が持つ本来のエネルギーと表情を余すことなく引き出すとしている。
フラグシップモデル「Conductor Voyager」
Conductor Voyagerは、DAC内蔵ヘッドホンアンプのフラグシップモデル。ESS社の最上位DACチップ「ESS9039PRO」を採用し、USB接続時で最大PCM 768kHz/32bit、DSD512ネイティブ再生までサポート。Bluetooth受信にも対応し、LDAC/aptX HD/AACコーデックをサポートする。
DACチップの性能を最大限引き出すべく、DACが出力した電流信号をアンプ回路が扱える電圧信号に変換するI/Vステージ、および電圧信号から高周波ノイズを除去するLP(ローパスフィルター)ステージという重要部位に、独自開発のディスクリート・オペアンプ「V7 Vivid」を投入した。
このこだわりのチューニングによって、“驚くほどの解像度、圧倒的なダイナミックレンジ、そして極めて低い歪み” を実現したという。
クラスAヘッドホンアンプ回路には、こちらも独自開発の「Max Current Powerモジュール」を搭載することで最大10W(XLRバランス)/5W(シングルエンド)という大出力を実現。感度の高いイヤーモニターから駆動の難しい平面磁界ヘッドホンまで、繊細さを保ったまま伸びやかに鳴らしきると謳う。
ヘッドホン出力は、前面にXLR 4pinバランス/6.3mmシングルエンド/3.5mmシングルエンドを搭載。3.5mm端子はマイク入力に対応し、マイク付きイヤホンやゲーミングヘッドセットを接続して使用できる。背面にはXLR/RCAアナログ出力、サブウーファー出力を1系統ずつ配置。入力はXLR/RCAアナログ入力を2系統ずつと、光/同軸デジタル、USB Type-Cポートを装備する。
電源部にはブランド独自の「Burson Silent Powerモジュール」7基を搭載。一般的なレギュレーターの200倍以上の静かな電圧供給が可能といい、これによりバックグラウンドノイズを徹底的に排除。音楽の一音一音にまで集中できるとする。
筐体は6mm厚の高密度アルミパネルを組み合わせており、ネジを見せないスムーズなデザインとすることで、視覚的にも触覚的にも上質に仕上げた。また、ジョイント部を利用した独自の放熱設計を施しており、クラスAアンプを常に最適な状態で動作できるとしている。外形寸法は265W×85H×270Dmm、質量は約7kg。
ハイエンドモデル「Conductor GT4」
Conductor GT4はDAC内蔵ヘッドホンアンプのハイエンドモデルの位置づけで、DACチップはESS「ES9038」をデュアル搭載。前世代モデルでは2基のDACチップがどちらも左右両チャンネルを処理する設計だったのに対し、本モデルでは1チャンネルにつきDACチップ1基を配する左右独立設計を採用した。
加えて、独立した回路/電源モジュールを上下に重ねるスタッカブル構造の「Max Current Powerモジュール」も搭載。左右チャンネル間の干渉を排除し、音の細部までより明瞭に再現できると説明している。USB入力時で最大PCM 768kHz/32bit、DSD512までの再生に対応する。
本モデルもConductor Voyagerと同様、I/VステージおよびLPステージに自社製ディスクリート・オペアンプV7 Vividを投入。クラスAヘッドホンアンプ回路にはMax Current Powerモジュール、電源部にはBurson Silent Powerモジュール7基を搭載している。
ヘッドホン出力は、前面にXLR 4pinバランス/6.3mmシングルエンド/マイク入力対応の3.5mmシングルエンドを搭載。背面にはXLR/RCAアナログ出力、サブウーファー出力を1系統ずつ。入力はXLR/RCAアナログ入力を各2系統、光/同軸デジタル、USB Type-Cポートを各1系統装備する。外形寸法は255W×70H×270Dmm、質量は約5kg。
コンパクトなエントリーモデル「Playmate 3」
Playmate 3はコンパクトなエントリーモデルの位置づけとなり、DACチップはESS「ES9039Q2M」を採用。USB入力時で最大PCM 768kHz/32bit、DSD512まで対応する。
エントリーモデルながら、上位モデルと同様にI/Vステージ、LPステージへV7 Vividを採用。クラスAアンプ部にもMax Current Powerモジュールを搭載し、1チャンネルあたり3Wの出力を実現。正確かつ力強いサウンドを奏でるとしている。
出力端子は、6.3mmシングルエンド/マイク入力対応3.5mmシングルエンド/RCAを装備。入力端子は、USB Type-C/光デジタル/同軸デジタルを搭載する。外形寸法は190W×60H×150Dmm、質量は約3kg。



