シャープ、バックライト制御/量子ドット技術を磨いた4K mini LEDテレビ「X9Aライン」
シャープは、量子ドット技術を採用する同社mini LED 4K液晶テレビ “AQUOS XLED” の新製品として、 “X9Aライン” 3機種、“ X7Aライン” 4機種を、5月23日(土)から順次発売する。価格はいずれもオープン。
各シリーズのラインナップと発売時期、市場想定価格は以下の通り。
X9Aライン(6月20日発売)
・75V型「4T-75X9A」/税込638,000円前後
・65V型「4T-65X9A」/税込495,000円前後
・55V型「4T-55X9A」/税込407,000円前後
X7Aライン(5月23日発売)
・65V型「4T-65X7A」/ 税込440,000円前後
・55V型「4T-55X7A」/ 税込352,000円前後
・50V型「4T-50X7A」/ 税込286,000円前後
・43V型「4T-43X7A」/ 税込275,000円前後
全モデル共通の特徴として、新開発の画像処理エンジン「Medalist S7」を搭載。映像ジャンルや視聴環境に応じてAIが画質・音質を自動調整する「AIオート」が進化したうえ、新機能として「映像の好み」「顔色の好み」「黒表現の好み」を選択できる「AIオート好み設定」も搭載する。
また、生成AI技術を活用した新サービス「AQUOS AI」に対応。テレビ画面上にAIキャラクターを表示し、「トーク」「番組おすすめ」「使い方ヘルプ」の3機能を提供。日常会話を楽しんだり、「笑いたい」「リラックスしたい」といった気分に応じた番組探し、テレビの操作方法検索などを対話形式で進めることが可能で、“テレビと話す” 新しい視聴体験を提案するとしている。

シャープ、独自の生成AIで“テレビと話す”新サービス「AQUOS AI」
2026/05/14
上位の “X9Aライン” は、mini LEDバックライトの明暗制御技術をブラッシュアップすると同時に、新開発の「Advanced RGB 量子ドットリッチカラー」を採用。青色LEDと独自に配合した量子ドットシートを組み合わせることで、赤・緑・青それぞれの色純度を向上。X7Aラインにも採用している従来技術「量子ドットリッチカラー」と比較して、約1.4倍のカラーボリュームを実現した。
本技術について同社では、「RGB mini LEDのように色を直接作り出すアプローチではなく、色を正確に保つ思想」と説明。色を厳密に表現できること、長期間使用時の色ずれが少ないこと、安定した表示性能を長所として挙げている。
パネルには高輝度/低反射設計の「N-Black Wideパネル」を搭載。外光の映り込みを抑え、明るいリビングでも引き締まった黒を再現するという。
音響面では、新音響システム「AROUND SPEAKER SYSTEM ++」を搭載する。ハイトスピーカーとサイドスピーカーを画面の上下左右に配置し、音が前方に向けて遮られることなく届く構造とすることで、立体的なサウンド空間を作り上げる。立体音響ドルビーアトモスにも対応する。
画面下部の「パワーボイススピーカーユニット」には前向き25度の傾斜を設けたほか、イルカの身体構造から着想を得た「ネイチャーテクノロジー」採用の「快音リフレクター」を装備。視聴者側への音の放射効率を従来機比で約40%向上させ、セリフやボーカルを聞き取りやすくしたという。
そのほか人感センサーを搭載しており、視聴者の位置や距離を検知し、輝度やコントラスト、スピーカー出力バランスを自動で最適化。さらにテレビの前から一定時間人がいなくなった場合や、うたた寝していることを検知した際には自動で画面をオフにするなど、省エネ機能にも活用される。
X7Aラインの4モデルについては、65型/55型の2モデルに「N-Black Wide SEパネル」を採用。ナノカプセル素材でパネル表面と空気の屈折率の差を埋め、外光の映り込みや角度による色変化を軽減。さらに引き締まった黒を表示するという。50型/43型モデルには、同様にナノカプセル素材で映り込みを抑える「N-Blackパネル」を採用する。
また、上述したように量子ドットリッチカラー技術を搭載。ナノサイズの半導体粒子で光波長変換を行い、色再現範囲の拡大を図った。
音響システムは「FRONT OPEN SOUND SYSTEM +」を採用。バスレフ型スピーカーボックスと音を前方に導くリフレクター、グリルのない前面開口デザインを組み合わせ、抜け良く聴きやすいサウンドをダイレクトに届けるとしている。
