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プラグ交換対応の「Time Link Cable」を付属

Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」

公開日 2025/12/24 11:00 編集部:原田郁未
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ミックスウェーブは、同社取り扱いブランドのCampfire Audioから、片側10BAドライバー搭載のユニバーサルIEM(インイヤーモニター)「Andromeda 10」を、2026年1月下旬より発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は税込298,000円前後。試聴機は2025年12月26日から順次展開予定となる。

Andromeda 10

Campfire Audioが初めてIEMを手掛けてから10周年を迎えることを記念した10BAモデル。ブランドの歴史の中でも特に象徴的な機種「Andromeda」をベースに、10年間で培った技術とノウハウを注ぎ込んで開発したと説明している。

12月5日に国内発売された数量限定モデル「Andromeda 10 SE」の通常モデルにあたり、主な違いとして、筐体素材にグリーンのアルマイト仕上げを施したアルミニウム合金を採用。またケーブルをはじめ付属品を変更している。

低域に4基、中域に4基、高域に2基のBAドライバーを搭載。5BAドライバー構成だったAndromedaからドライバー数を倍増することで、BAドライバーならではの明瞭さやスピード感、ディテール感などを最大限に引き出したとする。

加えて、ブランド独自の設計技術「Tuned Acoustic Expansion Chamber(TAEC)」によってBAドライバーを緻密にコントロール。目標とする周波数特性を正確に導き出すとともに、空間表現力と定位感(イメージング)を大幅に向上させたという。

内部イメージ。10基のドライバーによる音を、独自の設計技術により自然に融合させたと謳う

中域には新設計の「Noise-Elimination Mid-Circuit(NEMC)」を投入。この回路により、複数のBAドライバーを用いた際に生じやすい微細なリンギングや不要な共鳴、干渉を抑制し、輪郭が明瞭でクリーンな中域再生を実現したとしている。

さらに、クロスオーバー回路にはヴィンテージ・セラミックフィルム・コンデンサーを採用することで、各帯域を自然かつ滑らかに融合し、統一感のあるサウンドに仕上げたとのこと。

ケーブル端子は、同ブランドが長年採用し続けてきたMMCXに代わり2pinコネクターを搭載。付属ケーブルは、純銅と銀をブレンドした6芯導体の「Time Link Cable」を採用する。本ケーブルは入力端子の着脱交換が可能で、交換用プラグとして3.5mmアンバランス/4.4mmバランス/USB-Cの3種類を同梱。USB-CはCirrus Logic製DACチップ「CS43131」を内蔵し、PCM 384kHz/32bit、DSD256までの再生に対応する。

再生周波数帯域は5Hz - 20kHz、インピーダンスは8.5Ω(@1kHz)、感度は94dB。そのほか付属品として、シリコンイヤーピース/フォームイヤーピース/High&Clearイヤーピースを各3サイズ(S/M/L)、グリーンのレザーキャリングケース、クリーニングツール、マイクロファイバークロス、10周年記念ピンバッジなどが用意される。

付属品の一覧

 

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