TCLアンバサダーにスノーボード平野歩夢選手が就任。「パフォーマンスの振り返りにもテレビがあれば助かる」
TCL JAPAN ELECTRONICSは、2022年北京オリンピック金メダリストであるスノーボード平野歩夢選手のTCLブランドアンバサダー就任式を開催。代表取締役の蒋 賛(ショウ サン)氏から平野選手へ、ブランドアンバサダーであることを示すカードが手渡された。
オリンピックワールドワイドパートナーを務めるTCLでは、“Inspire Greatness(人々の可能性をひらく)” というブランド精神を掲げている。平野選手の卓越した技術への探究心や、常に新たな高みを目指す姿勢は、TCLの精神に重なり、ブランド価値を体現するものだとして、今回ブランドアンバサダーに選ばれた格好だ。
平野選手とのトークセッションも行われた。司会者からTCLのテレビがある生活という質問を受けた平野選手は、「いつもはスマホで自分の映像の確認をしたりしますが、携帯からテレビに繋げて、スローにして確認するとわかりやすいですね。特にホテルなどでリラックスしたタイミングでテレビを見たりするので、その際にこういったテレビがあると助かります」とコメントした。
また12日のスノーボード ワールドカップ ハーフパイプ男子決勝で優勝を果たし、来年2月のミラノ五輪代表入りがほぼ確実となったことを受け、「オリンピックで自分自身を乗り越えれるような姿で、いけたらなと思ってる。自分のオリンピックが2か月後にあるので、成長した姿を届けられたらと思うので、応援よろしくお願いします!」と宣言した。
あわせてTCL JAPAN ELECTRONICSからは、TCLの戦略や、日本国内向けの家電製品についての発表も行われた。
代表取締役の蒋氏は、TCLの世界をリードするインテリジェントテクノロジーとして、インダストリーズとテクノロジー2つの主要企業を軸に、スマート端末/半導体ディスプレー/新エネルギー分野の3つを中核に事業展開をしていると説明。世界各地に24のR&Dセンターを持ち、技術革新を通して世界をリードし続けているという。
TCLのディスプレイ技術については、グループ企業TCL CSOTが半導体ディスプレイ業界に大きく関わり、現在世界第2位のパネルメーカーとして、グローバル市場を牽引しているとアピール。今後の歩みについて「2024年、世界出荷台数はおよそ2900万台に。115型テレビの日本初上陸など、TCLは今もなお成長の途上だ」と抱負を述べた。
マーケティング戦略本部長の久保田 篤氏も、 “Inspire Greatness” ブランド精神を大切にしていることを強調。量子ドットmini LEDのテレビへの活用を例に「革新的な技術開発と、それからユーザーの皆様に新しいライフスタイルを提案すること。そして新たな市場に挑戦し続け、常に進化するということを、このスローガンがすべてを我々の原動力になると信じております」と表明した。
ほか、営業部部長の杉原俊裕氏より、TCLの日本向け新製品としてルームエアコンの新モデル4機種が紹介された。ラインナップと予想実売価格は以下の通り。いずれも2026年1月に発売予定となる。
・6畳(2.2k)「WTAC-P2225I-W」:80,000円前後
・8畳(2.5kW)「TAC-P2525I-W」:90,000円前後
・10畳(2.8kW)「TAC-P2825I-W」:100,000円前後
・14畳(4.0kW)「TAC-P40252I-W」:120,000円前後
今回の新モデルは、同社が “エントリータイプ” と位置付けるルームエアコン。AIによる自動最適化を核に、快適性と省エネ性の両立を図ったとしている。日本市場のための製品第1弾として、今後エアコン事業を本格始動する構えだ。
主な機能として、全機種にAI節電機能を搭載する。室温の変化を先読みして運転を自動最適化し、過度な除湿や温度むらを抑制するとのこと。室温を監視して自動で冷房/暖房を起動・切替える「室温パトロール」機能も備え、快適性の維持と省エネ運転を両立させるとしている。



