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小型軽量ながら、高輝度/静音設計も両立

TCL、ひねって角度をつけられるキューブ型プロジェクター「PlayCube」

公開日 2025/09/05 12:35 編集部:太田良司
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TCLは、キューブ型の本体をひねることで90度までの角度調整に対応するポータブルプロジェクター「TCL PlayCube」の国内展開を発表。クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて先行予約受付を開始する。

先行予約受付の期間は10月19日まで、発送は10月末以降に順次開始予定。一般販売価格は予価112,500円前後のところ、GREEN FUNDINGでは最大24%オフの数量限定特別価格にて購入できる。

「TCL PlayCube」

外形寸法は約149W×96H×96Dmm、質量は1.3kgと片手で持てるほどの小型軽量サイズに収めつつつ、30型から最大150型までの映像投写が可能なDLPプロジェクター。

上述のとおり、キューブ型デザインの本体の一部を90度まで回転させ、スタンド不要で投写角度を調整できることが特徴。使いたい時にすぐセットアップできる手軽さを実現するだけでなく、“ひねる” という動作そのものが記憶に残り、シェアしたくなる新しいインタラクションになると同社はアピールしている。

ひねることで90度までの角度調整に対応

投写デバイスはTI社製の0.33型DMDチップ、光源はちらつきのない優しい光で、目に優しく長時間の視聴にも最適というドイツOsram社製の最新世代3色LEDを採用。明るさは750 ISOルーメンと、ポータブルプロジェクターの既存モデル「TCL PROJECTOR C1」の230 ISOルーメンと比べてもより高輝度に強化した。

解像度はフルHD(1920×1080)で、映像入力については4Kまで対応。フルHDにダウンコンバートしての映像出力となる。

高コントラスト、豊かな奥行き、そして自然な色再現を可能にするという独自技術「ImmersiColorテクノロジー」を採用。REC.709 124%の広色域をカバーするほか、暗いシーンでも低照度環境に最適化された設計により、微妙な暗部の階調まで忠実に再現できると説明する。また、レンズについても特注の高屈折率ガラスハイブリッドレンズを採用し、一般的な設計に比べて鮮明度を30%高めたとしている。

リアルタイムのオートフォーカスや自動台形補正、障害物自動回避と自動スクリーン調整などの自動補正機能も搭載。TOFセンサーによるアクティブガードも搭載し、投写中に人が横切っても、目に強い光があたらないよう配慮がされている。

音声面では最大出力5Wのフルレンジスピーカー1基を内蔵しており、Dolby Digital Plusに対応。クリアで奥行きのあるサラウンドサウンドが楽しめるとする。映画/音楽/スポーツ/カスタムの4モードを備えたイコライザー機能も搭載している。

OSはGoogle TVを搭載し、公式認証を取得したNetflixアプリをプリインストール。YouTube/Prime Video/Disney+などの動画ストリーミングサービスのアプリも追加して楽しめる。Googleアシスタントによるハンズフリーの音声操作や、Google Castによるスマホ/タブレット画面のミラーリングも対応する。

Netflixアプリがあらかじめインストールされている

内蔵バッテリーでは最大3時間の連続再生が可能。急速充電にも対応しており、30分の充電で約1時間の再生が可能。

ほか、「デュアルボルテックス冷却システム」や熱をボディ全体に均一に拡散させる高性能グラファイトシート、銅合金製のヒートパイプを搭載するなど、放熱設計も工夫。長時間でも安定した動作を実現するとともに、動作音を26dBと小さく抑え、視聴体験への没入感を高めたとしている。

インターフェースとして、HDMI1.4×1、3.5mmオーディオ出力×1、USB 2.0×1、電源供給用USB-C×1を搭載。ワイヤレス機能として、Wi-Fi(2802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0をサポートする。

 

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