オーディオテクニカ、墨絵から着想を得たオールブラックデザインのヘッドホン「ATH-M50x ENSO」

オーディオテクニカは、モニターヘッドホン「ATH-M50x」の誕生10周年を記念した、世界5,000台の限定モデル「ATH-M50x ENSO」を10月31日（金）に発売する。価格はオープンだが、税込32,670円前後での実売が予想される。

ATH-M50x ENSOは、モニターヘッドホンATH-M50xをベースにして、オールブラックに墨絵から着想を得た「ENSO（円相）」のデザインを取り入れた2025年限定カラーのモデル。

今までも同製品で限定カラーや限定モデルを展開してきた同社だが、10周年を迎えるにあたり原点回帰ともいえるクラシックなオールブラックを採用したという。

ENSOは、日本の墨絵において一筆で描かれる円を指し、生命の循環や完成された美を象徴するとのこと。このモチーフを、リングデザインとブラックカラーへの回帰に重ね合わせ、特別な意味を込めたと同社は説明している。限定5,000台の一つひとつ異なるシリアルナンバーを刻印し、世界に一台だけの特別なモデルとなる。

 

デザイン以外の面はベースであるATH-M50x同様。密閉型を採用し、大口径の強磁力45mm「CCAWボイスコイルドライバー」を搭載。遮音性が高く、長時間使用でも快適なモニタリングができるとするイヤーカップを備える。メンテナンスが手軽に行えるバヨネット式ロック機構によるコードの着脱への対応、持ち運びがしやすい折り畳み機構などが特徴。

再生周波数帯域が15Hz - 28kHz、出力が99dB/mW、インピーダンスが38Ω。ケーブルは、OFCリッツ線を導体に使用した、1.2mカールコード／3.0mストレートコード／1.2mストレートコードの3種類を同梱する。質量は285g。

 

購入した人の中から抽選で、「ATH-M50x ENSOアクセサリーキット」が当たるキャンペーンも実施。キットには専用ヘッドホンケースと、京都の染色工房「馬場染工場」とのコラボレーションによる特製の風呂敷が同梱される。