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従来の低F0、広帯域の特性はそのまま

フォスター、低背化と高出力化を実現した振動アクチュエータ。車載シートなどで重低音を体感しやすく

公開日 2025/09/19 16:17 編集部:太田良司
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フォスター電機は、従来よりも40%低背化させたことで車載体感音響シートやマッサージシートなどに使用しやすくなったとする振動アクチュエータ「668242」を開発した。

 

「振動アクチュエータ(668242)」

従来の低F0、広帯域の特性はそのままに、高さを約40%低くして約70%の高出力化を実現。車載の体感音響シートやマッサージシート、マッサージ器、床振動システムなどで使用できると同社は説明している。

最大加速度周波数は70Hzで振動加速度は4.5G p-p。サイズはφ30×20mm、質量37g、インピーダンス6Ω、定格入力電圧1.4Vrms。

今回開発された振動アクチュエータ(668242)は、従来の低F0、広帯域の特性はそのままに、高さを約40%低くして約70%の高出力化を実現したという。

背が低くなり出力が上がっている

2024年の東京ゲームショウで同社は、150Hz以下の低域音声信号に反応して駆動する従来品の振動アクチュエーターを、イスの背面や座面に複数個取り付ける展示を展開。ヘッドホンやアクティブスピーカーの低音に合わせてイスが振動することで、重低音を身体で感じられる仕組みを披露していた。

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