Agasound、“聴き疲れしない”サウンドチューニングのイヤホン「Sublimation」
伊藤屋国際は、中国・広東省に拠点を置くオーディオブランドAgasound(アガサウンド)の第2弾モデルとして、イヤホン「Sublimation」を7月11日(金)より発売する。価格は16,800円(税込)。

同社が先月から取り扱いを開始した、2013年に中国・広東省で設立された音響機器メーカー・Agasoundの第2弾モデルとして投入されるイヤホン。洗練されたシンプルなデザインと、聴き疲れしない周波数バランスを兼ね備えたモデルだとアピールしている。
「N52スーパーリニアデュアル磁気回路設計」を採用した10mm径ダイナミックドライバーを搭載。これにより超高域の帯域幅と周波数特性を変更可能となり、周波数共振を最適化することで、より自然で心地よいサウンドを実現すると謳う。加えて、セラミックコート振動板を採用したことで硬度が向上し、スピーカーの高調波歪みを低減させたとする。
長時間の使用を想定した疲れにくい周波数バランスに調整する「トライバンド・イコライゼーション」を採用する。全体的にスピーディーで広々とした低音域、ボーカルはやや近め、声の質感や量感をしっかりとカバーしつつ声の輪郭をより際立たせる中音域、適度な明るさと厚みを兼ね備えた高音域を実現したとのこと。
そして、優れた低音域のダイナミクスと広い周波数特定により、ミュージシャンが伝えたい音楽本来の質感を重視したバランスに仕上げたとする。なお、Agasound製品は全て自社内にある音響研究所「XYLAB」にて音質チューニングを行っている。
イヤホン本体は、フェイスプレート、フレーム、ボディ全てに航空機グレードアルミニウム合金を使用。手触りはなめらかで優しく、それでいてあらゆる衝撃に高耐久を実現したとする。フェイスプレートの繊細な曲面は5軸CNC加工により一体成形。外観はアルミニウムカラーにメタリックレッドのアクセントが美しい「Agasoundの得意とする洗練されたシンプルで美しいビジュアル」とアピールする。

形状面では、アジア人の外耳道のスキャンデータに基づき、耳介の形状・傾斜・角度の異なる様々なモデルを構築し、それを元に多くのユーザーの外耳道の直径と曲率に適合するデザインに仕上げたとする。インイヤータイプの特徴でもある、異物感・圧力感・圧迫感を徹底的に軽減したという。

高純度無酸素銅仕様の専用ケーブルを付属し、プラグは着脱式で3.5mm/4.4mmを用意する。ケーブル長は約1.3m。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは19Ω、感度は128dB。付属品として、専用ケース、シリコンイヤーチップ全6種(うち1種はS/Mの2サイズ、ほか全てS/M/Lの3サイズ) などを同梱する。
