SHANLING、ES9069Qデュアル構成のBluetoothアンプ「UP6」。USB-DACとしても使用可能
MUSINは、同社取り扱いブランド SHANLING(シャンリン)から、ポータブルBluetoothアンプ「UP6」を4月30日(水)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込30,690円前後での実売が予想される。

またPUレザー製専用ケースも同時発売。こちらは税込2,178円前後での実売が予想される。

音質と省電力のバランスが取れたESS社の「ES9069Q」DACチップをデュアル構成で搭載し、高解像度なサウンドを手軽に楽しめるとするBluetoothアンプ。
Bluetoothアンプは、スマートフォンやタブレット、DAPなどから出力されたBluetooth信号を受信し、高品位なDACやアンプを用いて有線イヤホンやヘッドホンなどで再生するアンプ。
ヘッドホン出力は4.4mmバランス/3.5mmシングルエンドの2系統を搭載。アナログ回路の設計にはSGMICRO社のオペアンプ「SGM8262」2基を採用し、シングルエンドで195mW(@32Ω)、バランスで626mW(@32Ω)のパワフルな出力を実現。さまざまなイヤホン/ヘッドホンのパートナーとして、リスニング体験の自由度を高めると謳っている。

Bluetoothチップにはクアルコム「QCC5125」を搭載。Bluetooth 5.2に準拠し、LDAC/aptX Adaptive(96/24)/aptX HD/aptX LL/aptX/AAC/SBCコーデックをサポートする。またXMOS社のUSBコントローラー「XU316」と2系統のKDS水晶発振器を備え、最大PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)ネイティブ再生まで対応のUSB-DAC/アンプとしても利用できる。
筐体およびユーザーインターフェース(UI)は、ポータブルDAC/アンプ「UA6」と共通のデザインを採用。3つのファンクションキーと電源ボタン、解像度240×240の1.54型液晶ディスプレイを搭載し、快適な操作が可能だとしている。

このほか機能として、ハイ/ロー2段階のゲイン調整、シングルエンド出力時のDAC動作モード切替(シングル/デュアル)、電源供給の有無と電源オン/オフを連動させる「カーモード」、内蔵マイクによる通話、NFC、リモコンマイク付イヤホンを接続しての操作、家庭用ゲーム機へのUSB接続に対応するUAC1.0モードへの切り替えなどに対応。Androidアプリ「Eddict Player」にも対応し、Bluetoothコーデック変更やイコライザー設定などのカスタマイズが行える。
連続再生時間は、LDAC接続時で約4.5時間(バランス)/約6.5時間(シングルエンド)。再生周波数帯域は20Hz - 40kHz(-0.5dB)。THD+Nは0.0008%(@32Ω)。S/Nは128dB(バランス)/123dB(シングルエンド)。出力インピーダンスは<1.2Ω(バランス)/<1Ω(シングルエンド)。外形寸法は39W×70H×14Dmm、質量は51.2g。付属品として、無酸素銅導体18芯のUSB Type-C to C OTGケーブルなどが同梱する。