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通常LEDバックライト機「QNED80JQAシリーズ」も

LG、ミニLED/量子ドット採用の新4K液晶テレビ「QNED85JQA」。最新世代AI映像エンジンで高画質化

公開日 2022/05/19 14:00 編集部:小野佳希
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、量子ドット技術を投入した4K液晶テレビ新モデルとして、MiniLEDバックライト採用機「QNED85JQAシリーズ」と、通常サイズのLEDを採用した「QNED80JQAシリーズ」を6月中旬に発売する。

LG QNED MiniLED QNED85JQAシリーズ

サイズ展開などは下記のとおり(すべてオープン価格/予想実売価格は税込表記)。

■LG QNED MiniLED QNED85JQAシリーズ
・86QNED85JQA(86型)66万円前後
・75QNED85JQA(75型)44万円前後
・65QNED85JQA(65型)35万円前後
・55QNED85JQA(55型)28万円前後

■LG QNED QNED80JQAシリーズ
・55QNED80JQA(55型)17万円前後
・50QNED80JQA(50型)15万円前後

両シリーズとも、AIを活用した最新世代の映像プロセッサー「α7 Gen 5 AI Processor 4K」を搭載することなどで、従来モデルよりも高画質化。mini LEDモデルの「QNED85JQAシリーズ」はバックライトが直下型エリア駆動で、一方の「QNED80JQAシリーズ」はエッジ型バックライトを採用している。また、QNED85JQAシリーズは広視野角な独自のIPSパネルを採用している。

LG QNED QNED80JQAシリーズ

「QNED85JQA」ではMini LEDバックライトに、量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせることによって、従来の液晶テレビよりも明るく、より深い黒を再現するとともに、鮮やかな色の表現力が進化したと説明。ナノセルカラーテクノロジーとは、変換オーガニックフィルムをパネルに組み込むことで、緑色の純度を高めながら赤色の色域を広げる独自技術で、微細な粒子がRGB発光時に色のにじみから発生する余分な光波長を吸収する。これによってRGB各色の純度を高めるという。QNED80JQAシリーズにもナノセルカラーテクノロジーは投入されている。

映像エンジンには、上述の通り、人工知能を統合させたAI対応映像エンジンプロセッサー 「α 7 Gen 5 AI Processor 4K」を搭載する。何百万もの映像ソースを学習したリアルタイムAIプロセッサーが第5世代に進化し、地上波でもネット動画でもあらゆるコンテンツに合わせて最高レベルの映像と音響で映し出すとアピールしている。

「AI映像プロ」機能をそなえ、視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)だけでなく、シーン(夜景・街並み・自然・スタンダード)ごとに自動で認識。それぞれのシーンに合う設定を自動で適用する。

高画質化機能では、「ダイナミックトーンマッピング」と「ダイナミックビビット処理」も搭載。ダイナミックトーンマッピングではフレームをエリアごとに切り分け、それぞれのゾーンごとに最適なトーンカーブへ処理することで、より自然で美しく、より鮮やか、かつ繊細な色表現を実現するという。そしてダイナミックビビット処理では、肌の色をナチュラルに保ちながら、さらに細部までの鮮やかな映像再現で、暗部が引き締まりつつ階調豊かな映像を堪能できるとアピールしている。

音質面では、「AIサウンドプロ」を搭載。今見ている映像のジャンルをAIが分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整し、バーチャル 5.1.2chサウンドに変換する。

NETFLIXやYouTube、Amzon Prime Videoなどの各種インターネット映像配信サービスのアプリも内蔵する。さらに、hulu、U-NEXT、apple TV、DAZN、Paravi、ディズニープラスなどにも対応している。

そのほか、個人アカウント設定機能も搭載する。個人アカウントを設定することで、ホーム画面に表示されるアプリを家族それぞれ異なるものにしたり、AIプロセッサーによるオススメコンテンツ表示を個人に最適化するなどといったことができる。

また、「ThinQ AI」も搭載し音声操作にも対応している。テレビに向かって「Hi,LG !」と話しかけることで、電源のオンオフや音量の上げ下げなどが声で行える。

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