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北京オリンピックの視聴状況についても公開

新4K8K衛星放送、視聴される番組ジャンルが拡大。A-PABが2022年2月の調査結果を発表

2022/04/28 編集部:伴 修二郎
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一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、2022年2月時点での最新の4K/8K放送市場の動向調査結果を発表。新4K8K衛星放送における視聴状況や視聴意向、4K/8Kテレビの普及状況などについて、前回調査(2021年9月実施)と比較した調査結果を公開した。

A-PABが、2022年2月時点での4K8K放送市場動向調査結果を発表

今回の市場調査結果によると、新4K8K衛星放送の視聴経験者は約5%と前回からほぼ横ばい。続いて「画質・臨場感」に対する満足度は、視聴経験者のうち「非常に満足できる」「まあ満足できる」の回答が全体の93.7%と、前回調査よりも約4.0ポイント上昇。このことから、「新4K8K衛星放送に関しては高い満足度であることが伺える」としている。

また視聴理由については、「画質の良さを確かめたかったから」「新しいテレビを買ったから」が約34.9%と一番多く、「画質への関心の高さ、及び購入をきっかけとした視聴の様子が伺える」と説明。加えて、18.5%が「オリンピック・パラリンピックを4Kや8Kで見たかったから」と回答しており、「オリンピックおよびパラリンピックを通じた新4K8K衛星放送への関心の高さも伺えた」としている。

新4K8K衛星放送の視聴理由。画質への関心や対応テレビ購入をきっかけとしたものが多いとする

新4K8K衛星放送で視聴した番組ジャンルについては、前回調査と同様に「自然・ネイチャー」「スポーツ」「映画」が上位となっている一方、「エンターテインメント」「食・グルメ」「アニメ」「教養」についても前回から5.0ポイント以上も上昇しており、「視聴番組ジャンルの拡大がみられる」とした。

4K/8Kテレビの所有状況については、所有率は19.6%と引き続き徐々に増加。テレビの選択理由としては、「大きな画面のテレビがほしかったから」が32%と突出しており、次いで「これからは4K/8K の時代だと思ったから」が19.2%、「価格が安かったから」が17.6%と続いた。これら選択理由の上位3つは、前回とほぼ同じ傾向となった。

4K/8Kテレビの所有率は約2割と徐々に向上

また、4K/8Kテレビの満足度については、所有者の90.2%が「満足」と回答しており、前回よりも約2ポイント上昇。特に全体の20.8%は「非常に満足」と回答しており、その理由については、「大きな画面で見られるから」が58.9%と最も多くを占めた。一方、不満足の理由としては「番組・チャンネルが少ない」「画質・音が良くない」「使い方がわからない」「価格が高い」「環境を整える必要がある」などが寄せられた。

さらに、今年2月に開催された北京オリンピックの視聴状況も公開。約半数がテレビ放送を通じて視聴していると共に、昨年開催の東京オリンピックの時と同様、男女ともに年代が高くなるにつれ「見た」割合が増える傾向となった。

全体の約半数がテレビ放送を通じて北京オリンピックを視聴

また、北京オリンピックの地上波/BS放送で視聴された競技は、「フィギュアスケート」「カーリング」「スキージャンプ」が上位。一方、新4K8K衛星放送では、地上波/BSでは6位・7位だった「開会式」「閉会式」が1位・2位となり、次いで「フィギュアスケート」が3位となっている。

北京オリンピックを新4K8K衛星放送で視聴した感想については、96.2%が「満足」と回答。その中でも「非常に満足した」という答えが4割近くを占めており、「全体的に非常に高い満足度であったことが伺える」としている。満足の理由としては、「画質がきれい」「臨場感・迫力があった」「大画面で見られた」のほか、「“新しいテレビ放送をみられたこと”に満足した」という声も挙がったという。

そのほか、テレビ放送・動画サービスの現在の位置づけに関する調査では、テレビ放送を「なくてはならない」と重要視している層が4割半ば、「あった方がよい」と合わせると約8割がポジティブに捉えていると分析。他動画サービスと比較しても「テレビ放送」の方がよりポジティブに捉えられているとの見方を示した。

各動画サービスと比較しても、テレビ放送がよりポジティブに捉えられる傾向にあるとした

調査概要
・調査手法 : WEB調査
・調査対象エリア : 全国47都道府県
・調査対象者 : 上記エリアに居住する男女20歳〜69歳
・サンプル数 : 計5,000サンプル(2017年7月調査は6,000サンプル) ※住民基本台帳の性年代構成に基づいて割付
・調査期間(2022年2月調査) : 2022/2/25(金)〜2/28(月)

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