AIを搭載したロボット工学にも注力

<CES>サムスン、110インチマイクロLEDテレビやスマート家電などで「ベターノーマル」推進

ファイルウェブ編集部・筑井真奈
2021年01月12日
初のオールデジタル開催となった「CES 2021」が、日本時間1月11日より開幕。サムスン電子のプレスカンファレンスでは、同社プレジデントのSebastian Seung氏が、110インチMicroLED TVのほか、AIを搭載した家庭用ロボット掃除機「JetBot 90 AI+」、スマート冷蔵庫「Bespoke 4-Door Flex」などを発表した。

デモを行ったSebastian Seung氏

サムスンのCES 2021のテーマは「Better Normal for All」としている。新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、家庭内で過ごす時間の重要性が非常に高まっていることを受け、テクノロジーの力で「より良い」ライフスタイルをすべての人に届けるための取り組みとして発表された。

Better Normal for Allをテーマとしたサムスンのプレスカンファレンス

マイクロLEDテレビは既報の通りそれ自身が発光するマイクロサイズのLEDライトにより表示を行うもので、人間が視認できるあらゆる色を表現できるとしている。新開発の「Micro AIプロセッサ」を搭載、ベゼルレスデザインで、ひとつのスクリーンを4分割して様々なコンテンツを同時に表示できる。今年3月の発売と発表された。

110インチMicroLED TV

サステナブルな環境構築にも力を入れていくとして、すべてのTVやモニターのパッケージをリサイクルしやすいものとすることを発表。TVのリモコンなどをリサイクルプラスティックから製造することや、Galaxyなどのスマートデバイスを「Upcycle(=古いデバイスの再利用)」するための方策をユーザーに提供していくという。

8Kにも対応するAIプロセッサーも開発

また、最先端のAIを活用した家庭用ロボットとして、小さな障害物を適切に避けながら部屋の掃除ができる掃除機「JetBot 90 AI+」、生活のサポートを行う「BotCare」、さまざまなものを掴んで処理することができる「BotHandy」を紹介。「JetBot 90 AI+」は2021年上期に発売を予定している。

AIを搭載する掃除機掃除機「JetBot 90 AI+」

他にも、スマート冷蔵庫「Bespoke 4-Door Flex」は、カラーや素材を自宅に合わせて選択できるモデルで、自動的に水が補充されるウォーターピッチャーや、ゾーンごとに温度設定ができるFlex Zoneを搭載。北米で今春発売するとしている。

スマート冷蔵庫「Bespoke 4-Door Flex」

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