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“レゾナンス・チップ・ピエール”

ピエール中野プロデュース、イヤホンに貼る音質向上アイテム「ピチップ」

2020/02/18 編集部:押野 由宇
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レクストは、イヤホン/ヘッドホン専用制振アイテム「レゾナンス・チップ」について、ピエール中野プロデュースの「レゾナンス・チップ・ピエール(通称:ピチップ)」を発表した。予約受付は3月中旬を予定、発売開始は4月中旬を予定する。価格は2個入りで2,000円(税別)。

「レゾナンス・チップ・ピエール」

1998年に発売された制振アクセサリー「レゾナンス・チップ」の最新作を、ピエール中野が音決めを含めて全面プロデュース。「イヤホン/ヘッドホンの音質向上に特化した、ポータブル・オーディオ専用仕様の “レゾナンス・チップ・ピエール” が誕生」したとアピールされている。

ピチップの使い方としては、ピチップ裏面の粘着部の剥離紙を剥がし、イヤホンやヘッドホンなどの音質向上したいアイテムに貼るというもの。「イヤホン/ヘッドホン本体に発生する音楽に不要な微振動を、ピチップが逃がすように制振することで、より音楽が活き活きと鳴り出す音質向上効果」が得られるとしている。なお、ピチップの貼り付けは自己責任で行う旨注意されており、ピチップ貼り付けで生じた故障や破損、傷、塗装の剥がれなどの問題は、すべてイヤホン/ヘッドホン本体のメーカー保証対象外になる。

完全ワイヤレスイヤホンにピチップを貼った様子

通常のレゾナンス・チップとピチップの違いとしては、「ピエール中野氏による音決め監修」「ピエール中野氏ロゴ “バイブスくん” をチップ表面に刻印」「イヤホン/ヘッドホンに特化したポータブル・オーディオ専用の制振モードを採用することで、従来のレゾナンス・チップ・ゴールドより優れた音質向上効果を実現」したことが挙げられる。

有線イヤホンにピチップを貼った様子

なお、完全ワイヤレスイヤホンにピチップを使用する際には、ピチップを貼った状態で充電ケースの蓋が閉まるかどうかに注意が必要であり、「例えば、充電ケースの上蓋内側がイヤホン本体の形状に合わせて綺麗にくり抜いてあるタイプの無線イヤホンの場合、ピチップを貼ると上蓋が閉まらなくなりますので、残念ながらピチップは適応できません」とアナウンスされている。

完全ワイヤレスイヤホンに貼る場合、ピチップを貼った状態で上蓋が閉まるかの確認が必要

本製品の発表にあたり、ピエール中野本人から次のコメントが寄せられている。


「RECエンジニアやピュアオーディオ界隈では当然のように使ってる人が多く、その効果は長年の販売実績と信頼によって証明されているレゾナンスチップ。レゾナンスチップは制振によって音質を変化させる。動吸振器の仕組みだ。振り子の原理で振動を繊細にコントロールする。ちょっと難しく聞こえるかもしれないけど、頑張って最後まで読んで欲しい。前提としてスピーカーもイヤホンも、振動によって音を鳴らす仕組みだ」

「わかりやすく振動が音に与える影響について説明すると、お風呂場で声を出すのと、布団の中で声を出す違いはイメージしやすいだろう。両手を叩いたときにくっつけたままにするか、すぐに離すかでも音の変化がある。また、その離すタイミングで良い手拍子の音を作れる。これも振動をコントロールして音を変化させているということ」

「チップを貼っただけで音質を変えるなんてオカルトだと揶揄される事もあり、最初は正直どんな仕組みかわからず、RECエンジニアにオススメされるがままAVIOT TE-BD21f-pnk(通称:ピヤホン)に装着してみたのが始まりだった」

「実際に試してみると、明らかに音が変わった。解像度が上がり、低域が整って、情報量がグッと上がる。これは感動体験だと思い、もしポータブルオーディオ用のレゾナンスチップがあったら、凄い事になるだろうと、レクストに頼んで開発してもらう事になった」

「何種類か試して、意見交換を重ねる。そして、レクストの持つ技術を惜しみなく投入した大傑作と言えるチップの開発に成功。早速ピヤホンに貼って聴いてみたところ、解像度の向上、全帯域の音質整理、情報量の増加、そして、何より高域が澄み渡る美しい音を奏でるようになった。」

「有線ピヤホンでも同様の効果が得られた。イヤホンの特性によってその変化も様々なので、いろんなイヤホンで試したくなる。まさにポータブルオーディオ専用設計の特別なレゾナンスチップ。正式名称は 『レゾナンス・チップ・ピエール』 で、通称は 『ピチップ』 に」

「ぜひこの感動を体験してみてください。音楽が、ポータブルオーディオが、もっと好きになります」

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