新ドライバー採用エントリー「M3」も

Noble Audio、ハイブリッド構成のユニバーサルIEM「Tux 5」

編集部:平山洸太
2020年02月18日
エミライは同社が取り扱うNoble Audioより、ユニバーサル・インイヤーモニター「Tux 5」「M3」を3月6日に発売する。いずれもオープン価格だが、TUX5は150,000円前後、M3は80,000円前後(ともに税抜)での実売が予想される。

「Tux 5」

Tux 5は、フラッグシップモデル「Khan」に迫るクオリティとアピールするミドルクラスモデル。超低域に10mmのダイナミックドライバー、低中域と中高域にそれぞれ2基のKnowles製BAドライバーを用いたハイブリッド構成を採用する。

エルゴノミックデザインのシェルは最新の3Dプリント技術により製造されるほか、ノズル部にはフィルターを装着したステンレスパーツを採用する。ステンレスは耐食性が高く長期の使用にも耐えるだけでなく、軽量で人体への刺激が少ない素材として医療用器具でも多用されるという。

ケーブルは着脱式で、2-pin(0.78mm)によりリケーブルも可能。付属ケーブルは新たに選定したモノクリスタル・カッパー・ワイヤー(OCC)を導体とした8芯仕様を採用することで、耐久性と音質を高いレベルで両立し、能力を余すことなく表現するとのこと。デザインはタキシード姿をイメージした、黒と白の被覆による特別仕様となっている。

ケーブルは黒と白の被覆による特別仕様

プレーヤー側端子は3.5mmステレオミニプラグを採用する。再生周波数帯域は20Hz - 20kHzで、能率は116dB(1kHz)、インピーダンスは10.7Ω(1kHz)。

M3は、10mmのダイナミックドライバーとABM(アクティブ・バランスト・マグネティック)ドライバーによる新しいドライバーシステム採用のエントリーモデル。低域としてダイナミック、中高域としてABMを採用する。

「M3」

ABMは、ボイスコイルを用いずに振動板を駆動させるというドライバー。2つのマグネット間に磁性フィルム振動板を配置する構造となっている。ダイナミックドライバーと比較して駆動部の質量を小さくできるため、ダイナミック型よりも過渡応答速度が高く、BA型よりも広いダイナミックレンジを持つとしている。

シェルは “Wizard” ジョン・モールトン氏によるハンドメイドで生産され、フェイスプレートには1つ1つ異なる風合いのWizardデザインを採用する。純正ケーブルはモノクリスタル・カッパー・ワイヤー(OCC)を導体とする8芯仕様で、2-pin(0.78mm)によりリケーブルも可能。

プレーヤー側端子は3.5mmステレオミニプラグを採用する。再生周波数帯域は20Hz - 20kHzで、インピーダンスはダイナミックが16Ω、ABMが7Ω。また、能率は90±3dB@1kHz/1mW(0.127Vrms)。

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