「8K+5GとAIoTで世界を変える」の実現に向けて

シャープ、2019年度3Q決算は「安定した収益を確保し2Qからさらに伸長」

Senka21編集部 徳田ゆかり
2020年02月04日
シャープは2019年度第三四半期決算概要を発表した。売上高は6349億円で前年同期比98.8%、営業利益は294億円で同138.5%、四半期純利益は240億円で同113.1%。シャープでは「米中貿易摩擦が長期化するなど厳しい事業環境は継続したが、 着実なトランスフォーメーションの進展などから2019年度第3四半期も、安定した収益を確保。2018年度第4四半期を底に回復基調にあり、 各利益は第2四半期からさらに大きく伸長、利益率も引き続き上昇。営業利益率は6四半期ぶりに4.5%を上回り最終利益率も4%に迫る水準になった」としている。

2019年度第三四半期の連結業績

セグメント別では、HE(健康・環境)事業、カメラモジュール事業などを擁する「スマートライフ」の売上高は2475億円で前年比106%、営業利益が162億円で前年比144.2%。TVシステム事業、ビジネスソリューション、ディスプレイデバイスなどを擁する「8Kエコシステム」の売上高は3243億円で前年比92.6%、営業利益が117億円で前年比88.9%。通信事業、AIoT事業、COCORO LIFEサービス事業などを擁する「ICT」の売上高は884億円で前年比113.7%、営業利益が47億円で前年比170.5%。

セグメント別の売上高

セグメント別の営業利益

これらを受けて通期の業績予想を見直す。「2018年度第四四半期を底とする回復基調は継続しており、2019年度第四四半期の売上高と利益は第三四半期を上回る見込み。デバイス事業の需要回復が想定より後ずれし、一部で部材隘路の影響がみられることなどから量より質を優先する方針を才徹底。これに伴い、業績予想は売上高で通期予想を修正、各利益は期初予想を据置く」とした。

2019年度通期連結業績予想

また、2019年度下期の取り組みとして「『8K+5GとAIoTで世界を変える』の実現に向け、 トランスフォーメーションの加速による成長力の強化を進める」といった内容が紹介されている。

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