OEM事業に注力

オンキヨー、ホームAV事業を譲渡。デノン/マランツを擁するサウンドユナイテッドへ

編集部:押野 由宇
2019年05月15日
オンキヨー株式会社は、2019年5月15日開催の同社取締役会において、Sound United LLCまたはその持株会社であるViper Holdings Corporation との間で、オンキヨーグループのホームAV事業の譲渡に向けた本格的な協議を行う旨の基本合意書を締結することを決議したことを発表した。

本基本合意書締結の目的、経緯については、両社とも、めまぐるしく変化する昨今のAV市場において、AI/IoT時代を見据えた先進技術や、多様化するユーザーニーズを的確に捉えた製品戦略の実行することを、喫緊かつ重要な課題として取り組んでいること、そしてホームAV事業をグローバル規模で再編し、競争力を強化することを目的としたものであると説明されている。

譲渡されるホームAV事業部門としては、AVレシーバー、ハイファイオーディオ機器、ミニシステム、スマートスピーカー、レコードプレーヤー、サウンドバー、ホームシアターシステム、光ディスクプレーヤーなどの製品カテゴリーが該当する。

Sound United(サウンドユナイテッド)社は2017年に、D+Mグループ(国内の事業持ち株会社はD&Mホールディングス)の買収を行っている(関連ニュース)。今回、オンキヨーからホームAV事業が譲渡されることで、象徴的なブランドをさらに擁し、世界トップクラスの事業規模を有することとなるとしている。

一方のオンキヨーは、ヘッドホン、イヤホン、デジタルオーディオプレーヤー等のモバイル機器の企画・販売を中心としたデジタルライフ事業と、家電および自動車メーカーをはじめとする企業に対して音のソリューションを提供するOEM事業に注力することになるという。

本譲渡の具体的方法として、ホームAV事業を主として行っているオンキヨーの連結子会社であるオンキヨー&パイオニア株式会社およびその子会社の株式、ならびにその他の子会社のホームAV事業に関連する事業を、Viper Holdings社またはSound United社へ譲渡することが、現在検討されている。

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